Amazonがアスクルを凌駕する!? イギリスで法人向け通販サービスを開始

少し前、アスクルの倉庫が大規模な火災を起こしたというニュースが取り上げられていました。無許可で危険物を保管していたなどの問題も最近になって明るみに出てきています。

[blogcard url=”https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170408-00000011-mai-soci”]

アスクルとは、主に会社を対象にしたオフィス用品を安く提供してくれる通販サービスのことです。注文したらすぐに届けてくれることで人気があります。私も東京にいた時にはよくアスクルでコピー用紙やプリンターのインク、筆記用具などを購入していました。

ところが今回の倉庫の大規模な火災でアスクルの経営そのものが傾いており、もしかすると事業を継続することが困難になるという見方も出はじめています。

Amazon版の法人向けの通販サービスはアスクルを凌駕する!

そんな中、Amazonイギリスがアスクルと似たようなビジネスを始めたというニュースがあります。つまりAmazon版の法人向けの通販サービスです。

[blogcard url=”http://jp.reuters.com/article/amazon-business-uk-idJPKBN17608I”]

オフィス向け通販サービスの特徴は、一般的にはあまり需要のない商品の品揃えが豊富だったり、それらを格安で購入することができたりすることです。例えば名刺3,000枚とか、広告用パンフレット3,000枚、会社用の印鑑30個、社名の入った封筒5,000枚などは、オフィス専用の通販サービスから購入した方が便利です。また、社長室のデスクや椅子、オフィス用の家具、大きめのホッチキス、セロハンテープ100個、LED電球30個、パーティション、コピー機、プリンター、観葉植物、熱帯魚のレンタル、鍵付きの書類棚、金庫、コーヒーや嗜好品、来客用コップなど、オフィスで使われる必要品にはさまざまあります。

Amazonがアスクルを凌駕する!? イギリスで法人向け通販サービスを開始

アスクルは、こういった「オフィス用品」を扱うことで一躍注目されるサービスになったのですが、今回のアスクル倉庫の火災は大きなダメージとなっています。

このタイミングで、Amazonがイギリスでアスクルと同じビジネス(オフィス用品通販)を始めました。これが日本で始まれば、アスクル離れが加速すると思うのは私だけではないはずです。

もともとAmazonの品揃えは世界一と言っていいですし、配送の早さは日本一です。技術者を派遣するサービスもありますし、先日ご紹介した企業向けの会議システム「Chime」もあります。今後は、わざわざアスクルでオフィス用品を購入する必要はなくなるでしょう。

コメントする

コメント

※メールアドレスは公開されません。

CAPTCHA


この記事へのコメントはありません。