急成長中「マストドン」は分散型システム
「マストドン」と言う新しいSNSが急拡大しています。Twitterに代わる新興SNSとして様々なメディアで取り上げられ、日本でも利用する人が急増しています。
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日本で急速に発展し始めた「マストドン」は、某企業のステマだというウワサもありますが、これだけ急速に流行するのは、ステマだけの理由ではないはずです。
マストドンの最大の特徴は、「分散型」だということです。当ブログでも何度かご説明していますが、ネット上のデータを保管する方法には(1)運営者のサーバに全てのデータを保管する方法(サーバー集中型)と、(2)利用者のそれぞれのパソコンやサーバなどに保管する方法(分散型)の2つがあります。マストドンは後者の分散型SNSなので、従来のTwitterなどと比較してリスクが少なく、それが今回注目されている理由の一つになっています。
Amazonもサーバ集中型で約165億円の損失!
先日、Amazonのサーバが4時間以上止まるという大規模な障害がありました。作業スタッフの入力ミスが原因だったと言われています。Amazonが失った金額は「4時間で1億5千万ドル(約165億円)」と言われています。これはAmazonのサーバがサーバ集中型であることが原因です。もしAmazonのサーバが利用者ごとに構築される分散型であれば、一つのサーバが落ちても他のサーバは全く影響を受けないので、ここまでの被害を受けることはありません。
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アマゾンが提供しているAWSというクラウドサーバは、現状ではサーバ集中型なので、一度障害が発生すると大きな影響が出てしまうわけです。
今後は「分散型」が加速し、もうサーバ集中型には戻らない!
「ブロックチェーン」という新しい技術が注目を集めていますが、これもマストドンと同じ分散型でデータを保管しています。ブロックチェーン技術によって生まれる「フィンテック革命」は銀行の破壊者といわれていて、金融業界にとって革命的な新テクノロジーです。フィンテックの登場によって銀行がなくなると言われています。また、今話題の「ビットコイン」の基本的な技術も、ブロックチェーンの分散型技術によって支えられています。
現在のインターネットは、近い将来ブロックチェーンの分散型技術によって再構築されると予想されています。インターネット全体が、いま主流のサーバ集中型ではなく「分散型」になるわけです。
「Amazon輸出ツール」も分散型が安全・安心!
要するに、ネット上のデータは1つのサーバに集中させるのではなく、それぞれの利用者のパソコンや各サーバに分散させた方がはるかに安全なわけです。世の中は「分散型」に進んでいて、これは不可逆的な流れです。つまり、データを分散化させる流れは今後も加速し、一つのサーバに集中させる時代にはもう戻らないでしょう。
さて、そこでいつもの通りAmazon輸出ツールの話ですw Amazon輸出ツールにも(1)データを1つのサーバに集中させるタイプと、(2)利用者のパソコンなどに分散させるタイプの2種類があります。私のバイキング・シリーズは分散型ツールだから時代の最先端だ、といういつもの結論になるわけですw
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