Amazonの自動運転技術にドローン配送 日本の物流業なすすべなし!

Amazonの自動運転技術にドローン配送 日本の物流業なすすべなし!

いよいよAmazonの物流システムが日本を飲み込みはじめた!

Amazon輸出 初心者アイコちゃんシリーズ

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先生。Amazonの配送システムが物流業界の脅威となり始めているようですね。

ホントだね。Amazonと言えば商品を売ったり買ったりするECサイトだけど、早い段階から配送システムの構築に乗り出していて、その脅威がいよいよ現実のものとなり始めているんだね。

ちなみにAmazonは、どんな配送システムを構築しているんですか?

さまざまあるよ。まずAmazonは世界的な物流網を構築しているよね。貨物を空輸で運ぶために専用の「飛行機」を多数保有しているし、海運で運ぶための「貨物船」も多数保有しているよ。それに、トラックの配送を自動化するための自動運転技術も持っているし、ドローン配送のための重要な特許も取りまくっているよね。さらに「Amazonキー」のように留守宅の鍵を開けて部屋の中に荷物を置いて帰るような斬新な仕組みや、自動車のトランクを開けて荷物を入れるサービス、コンビニと提携した引き受けサービス、Amazonロッカーなどの宅配ロッカーを駅や高速道路のサービスエリアに設置したりしているね。

げげっ!もう、あらゆるところにAmazonの配送システムが張り巡らされているじゃないですか! いまさら日本の物流網が「Amazonに勝てるか」なんて議論は通り過ぎて、すでみ勝負は決まってしまったんじゃないですか?

うん。ボクもそう思うよ。特に自動車の自動運転技術やドローン配送について、いまからAmazonに追いつくことは不可能だろうね。なぜなら、これらに必要な基幹特許のほとんどを、Amazonが握ってしまっているからね。だから、日本郵便や佐川急便、クロネコヤマトなどは、自動運転やドローン配送の時代になったときに、基本的な技術をAmazonから借りてやっていくしかなくなるんじゃないかな。そうなれば、Amazonのひとり勝ちだよね。「日本郵便には使わせない」と言っただけで、日本郵便は事業が成り立たなくなるよ。

あちゃー! それは衝撃的ですね。Amazonと言えば、佐川急便やクロネコヤマトの配達員に安い手数料で配達させてトラブルになっているというような話が話題になりますけど、もっと大きいスケールでAmazonの物流大帝国が既に構築されていると言うことですね。

Amazonは、もはや日本の物流業界が太刀打ちできないほど巨大な存在だね。近い将来日本の物流業界は、Amazonの軍門に降ることになるよ。世界規模のDHLやFedExなども、Amazonに飲み込まれるんじゃないかな。ちなみにAmazonは、宇宙開発でも最先端企業だからね。月への宅配(?)をNASAに提案したりしているんだよね。Amazonの物流網はスケールが違うよ。

日本郵便やクロネコヤマトが、月に商品を届ける計画をしているなんて話は聞かないですからね。でもAmazonは、既に宇宙にまで物流網を広げていると言うことですから、日本の物流業界は今後どうなってしまうのか、ちょっと心配です。ありがとうございました!

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