Amazonインドネシアが、近いうちに誕生します。Amazonが「Amazonインドネシアの誕生」を公式に発表しました。「Amazonインド」ではなく、「Amazonインドネシア」ですね。
東南アジアで最も注目される国の一つ「インドネシア」
「インドネシア」と言っても、ほとんどの人はあまり身近に感じない国だと思います。
しかし今私はフィリピンでこの原稿を書いているのでよく分かるのですが、東南アジア諸国にとってのインドネシアは、最も重要な国の1つです。
将来的に東南アジアの覇権を握る国は、第一候補がインドネシア、第二候補がフィリピンと言われています。インドネシアの人口は2億3000万人を超え、世界第4位です。日本の人口の約2倍ですね(ちなみにフィリピンの人口は、つい最近1億人を突破しました)。
地理的にはオーストラリアの北上にあり、日本から飛行機で行くと7~8時間かかります。
21世紀は「アジアの世紀」と言われています。アメリカ情報機関が分析した「2030年の世界」という有名なレポートでは、2030年までに世界をリードする最強地域となるのは「アジア」であると分析されています。
EU崩壊、中国崩壊、それなら…
いま、英国がEUから離脱することが国民投票で決まり、それに追随して他の国もEUから離脱する動きが加速化しています。「世界最大の超国家」、「21世紀の超大国」といわれていたEUが、崩壊の危機に直面しています。その影響で世界中の経済が大混乱し、日本の株価が下がったり、円高になったりしています。
このEUの混乱の中で、多くの人が「どうやってEUで生き残るか」を模索し始めています。中には、「大混乱しているEUは今が進出のチャンス!」と発言している人もいます。
このような人たちは、最も重要なことを忘れています。つまり「愚者は、俺がやれば儲かると考える。賢者は、誰でも儲かるビジネスに参入する」ということです。
EUが混乱していると、ほとんどの人は他者より早くそれを乗り越えて、勝ち組になりたいと考えます。難しい問題を解決し、他人より自分の方が能力があることを証明したいからです。
しかし本当の賢者は、難しい問題はそういう頭のゆるい人たちに任せて、もっとカンタンに、誰でも儲かるビジネスに参入します。「EUが混乱しているなら、しばらくEUは放っておいて、別の場所でビジネスをすればいい」と言うことです。世界は広いのですから、EUに固執する必要などありません。
そこであなたが思い浮かべる「他の場所」はどこかといえば、おそらく「中国」でしょう。実際に最近は、中国輸入、中国輸出の話題がネットで取り上げられることが多くなってきました。しかし世界経済に少しでも関心がある人なら、中国という国家そのものがもはや崩壊寸前だということを知っています。
ここ最近、中国輸入、中国輸出関連の話題が多くなってきているのは、中国ビジネスの将来性に危機感を持った人たちが、あなたを巻き込んで急場をしのごうとしていると考えた方がいいでしょう。
EUは崩壊の危機、中国も国家崩壊の危機に直面しているとなれば、残るは「アジア」しかありませんwここでやっと、なぜ私が永住権を取って3年前からフィリピンで生活をしているのか、説明がしやすくなりました。
※日本や中国もアジアの一部ですが、ここでは便宜上外しています。中国は、国家崩壊後に大チャンスが訪れると考えています。ですから、近い将来中国が崩壊することを前提に中国進出することはとても良いと思います。問題は、中国輸入、中国輸出を推奨する人たちが、近いうちに中国が崩壊する可能性を全く説明していないことです。
なぜ私は「フィリピン」を選んだのか?
私が東京からフィリピンに移住すると言っていた3年ほど前までは、「なぜフィリピンなんですか?」とよく聞かれました。特にフィリピンは、遊ぶ場所とかリゾート地という先入観があるので、「日本での仕事をほったらかして、フィリピンに遊びに行くんですね?」と勘違いされることも多かったわけです。
私がフィリピンを選んだ理由は、
- 日本から近い(飛行機で東京から約5時間程度)
- 日本との時差は1時間しかない
- 21世紀の経済の中心は「アジア」になるといわれている
- 英語圏(英語を話す人が世界で3番目に多い)
- 永住権が取りやすい(世界最強の永住権が世界で最も取りやすい国)
- 圧倒的に親日派が多い
- 日本、中国、東南アジアの中心にあり、各国にすぐに行ける
- 中国は、国家破綻後にチャンス到来となります
- 物価が安い
- 温暖で住みやすい
- 国民の大半がキリスト教(イスラム教圏ではない)
などの理由があったからです。
ほとんどの日本人は、Amazon輸出の本当の可能性を理解しないまま、撤退していった
そして、今回の「Amazonインドネシアの誕生」です。
Amazon輸出がブームになったのが、2012年頃でした。今ではすっかりそのブームも去って、Amazon輸出をしようという日本人セラーは激減しています。ほとんどの日本人は、大きな勘違いのため、Amazon輸出というビジネスの本当の可能性を理解できていないのです。
「Amazonインドネシア」が誕生すれば、次はAmazonマレーシア、Amazonタイ、Amazonシンガポール、Amazonフィリピン、Amazonカンボジア、Amazonミャンマーなどが誕生することになるはずです。
早々にAmazon輸出に見切りをつけてやめてしまった多くのセラーは、こういったAmazon輸出の本当の可能性に気がついていなかったわけです。
しかし、私の無料メール講座やブログをしぶとく購読しているあなたは違いますw
「愚者」か「賢者」かと言えば、当然「賢者」の方に入る人です。
『バイキング・シリーズ』は、新サイトや新機能が増えても追加費用なしで迅速に対応
ちなみに最新ツール「バイキング・シリーズ」は、新しいAmazonサイトが誕生した場合、すぐに対応できる体制を整えています。ですから「Amazonインドネシア」が本格的に始動すれば、バイキング・シリーズも「Amazonインドネシア」に対応した機能を、できるだけ早く追加します。
バイキング・シリーズは、対象となるAmazonサイトが増えたり、新しい機能が追加されても、追加費用は一切必要ありません。
これからもAmazonは、世界中にその帝国を拡大し続けていきます。新しい国が増えるたびに「ツールの追加費用」がかかっていては、安心してAmazon輸出というビジネスをすることはできません。バイキング・シリーズであれば、「新しいサイトや機能が増えるたびに、追加費用がかかる」という永遠の悩みから解放されます。
※「バイキング・シリーズ」は、Amazon輸出だけでなく、国内せどり、Amazon輸入にもそのままご利用いただけます。
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