no

「Amazon輸出で無在庫販売ができなくなると聞いたのですが、ほんとうですか?」という相談を頂きました。

物販は在庫リスクが伴います。
将来売れるかどうかわからない商品を大量に仕入れ、万が一売れなければ損害金となるからです。

Amazon輸出に限らず、輸出ビジネスでは「無在庫」で販売できることが大きな魅力です(「BUYMA」のように無在庫販売が可能な輸入サイトも一部あります)。

専用ツールを使えば、無在庫で1万個の商品を出品することも簡単に出きます。
売れた後に仕入れて発送すればいいわけですから、まさに「ノーリスク」です。
Amazon輸出が夢のビジネスと言われる所以です。

今回はAmazon輸出の大きな魅力(ただし規約違反)である「無在庫販売ができなくなる」という噂を聞いた方からのご相談でした。

実はこの「Amazon輸出で無在庫できなくなる」という噂は、いまに始まったことではありません。
こういった噂は、実は常に流れているものなのです。
なので、今回だけ特別なものというわけではありません。

長年やっていればわかるのですが、初めての人にとってみれは、「ついに無在庫販売できなくなる日がやってきた!」となってしまうわけですね。

なぜそのような噂が流れているか確認したところ、「ツールを使った無在庫出品をAmazonが規制に動き出しているという情報をブログで見た」のがその理由でした。

ここで考えなければならないことは3つあります。
1.ツールには、規約違反とそうでない正統派ツールがあること
2.あなたが出品している商品について、無在庫出品かどうかAmazonには判断不可能なこと
3.利用者の迷惑にならなければ、Amazonはそれを許容すると考えられること

あなたが1万点の商品を無在庫で出品していたとしても、Amazonにはそれを確かめる手段がないことです。

そして重要なのは、もしあなたが無在庫で1万点出品していたとしても、それが顧客満足につながるのであれば、Amazonは今後もそれを許容する可能性が高いことです。

きちんと在庫を持ってまじめにビジネスをしていても、結果的に顧客満足度が低ければ、あなたがAmazon輸出を続けていくことは難しくなります。

逆に、ツールを駆使して1万点を無在庫で出品していたとしても、顧客満足度が高ければ、Amazonから追い出されずにビジネスを続けていくことができるはずです。

要するに、Amazonが注目しているのは、出品点数とか、ツールの種類とか、無在庫かどうかということではなく、「あなたのセラーとしてのパフォーマンス」の1点のみということです。

Amazonが注目しているのは、あなたの出品点数やそのための手段ではなく、「その結果、顧客が満足したかどうか」です。

「ツールの種類や無在庫での大量出品などどうでもよい。顧客を満足させてくれ!」というのが、Amazonの立場だと思います。

したがって、セラーとしては、一方的な注文のキャンセル防止や迅速な配送などに最も注力する必要があります。

※ただし、前回の通り、「規約違反ツール」の利用はやめましょうw
いくらあなたのセラーとしてのパフォーマンスが高くても、Amazonのサーバーに多大な負荷をかけ、真面目なセラーの迷惑になります。
「規約違反ツール」の利用者に制裁を加える事など、やろうと思えばAmazonはいつでもできることです。

コメントする

コメント

※メールアドレスは公開されません。

CAPTCHA


この記事へのコメントはありません。