■ 「Amazon輸出ツールのほとんどは規約違反」という常識が重要
Amazon輸出の規約違反ツールについて、前回の音声セミナーではかなり詳しく説明し、とても大きな反響がありました。
ここでのポイントは2つあります。
つまり、
(1)規約違反とは知らずに使ってしまっても大丈夫なのか?
(2)プログラマーに制作を依頼してでき上がってきたツールは安全か?
という2点です。
まず、「規約違反とは知らずに使ってしまっても大丈夫なのか?」という点について説明します。
Amazon輸出のツールは、Amazon APIというサービスを利用して作られるのが一般的です。
しかし、利用者が世界中で急増しているため、APIの利用が縮小されたり、制限が厳しくなる傾向があります。
そこで登場するのが「Amazonの規約違反ツール」というわけです。
厄介なのは、巷で出回っているツール群のほとんどが、規約違反ツールだという事実です。
ネットであなたが「なにかいいツールはないかなぁ」と探して見つけたとしても、それは高い確率で違反ツールでしょう。
日本語で提供されているなら見分けが付くかもしれませんが、海外のものはうっかり手を出さないほうが賢明です。
仮に「規約を守った安全なツール」とサイト内に書かれていたとしても、本当のところはツール提供者にしかわかりません。
よく「こういったことができるツールの入手先を教えて下さい」という相談をいただくことがありますが、最近ではこの相談に答えることが難しくなってきています。
これらの違反ツールを利用したことにより、ツール提供者はもちろん、その利用者(=あなた)までもAmazonから制裁を受けたという例もあるからです。仮にあなたが違反だと知らなかったとしてもです。
さてもう1つの問題は、「プログラマーに制作を依頼してでき上がってきたツールは安全か?」という点です。
これもはっきり言ってしまいましょう。
「SOHOさんにお願いて制作したAmazon輸出用のツールのほとんどは、Amazonの規約違反」です。
なぜわかるかといえば、あなたが欲しがっている情報を入手するためのツールは、もはやAmazon APIの範囲では作れないからです。
SOHOさんにあなたが「こういった機能のツールを作ってほしい」とお願いした時点で、もうプログラマーとしては規約違反ツールを作るしか手段がありません。
一番厄介なのは、1,2どちらのケースも、あなた自身がこの事を知らずにツールを利用したり、発注するケースが有るということです。これが最も危険です。
前回の音声セミナーでは、規約違反ツールの見分け方や、利用する際のリスクを最小限に抑える方法を具体的に説明しました。
私自身はAmazonの規約違反ツールを推奨することはありませんが、Amazonの規約違反ツールがどういったものかを知っておくことが、あなたがAmazon輸出で安全に収入を得る最低限の知識となります。
コメントする
この記事へのコメントはありません。