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Amazon輸出の都市伝説「米国銀行口座は必須」を検証してみたいと思います。

Amazon輸出というのは、主にAmazon.comを利用した日本からの輸出のことを指します。

Amazon.comに出品したあなたの商品が売れ、その報酬を受け取るには、「アメリカの銀行口座が必須」と説明されることがあります。

しかし、Amazon.comのヘルプページには、そのようなことは書いてありません。

Amazon.comの説明では、米国、イギリス、オーストリア、ベルギー、キプロス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペインのいずれかの国の銀行口座が必要、と明記されています。

  1. 米国
  2. イギリス
  3. オーストリア
  4. ベルギー
  5. キプロス
  6. エストニア
  7. フィンランド
  8. フランス
  9. ドイツ
  10. ギリシャ
  11. アイルランド
  12. イタリア
  13. ルクセンブルク
  14. マルタ
  15. オランダ
  16. ポルトガル
  17. スロバキア
  18. スロベニア
  19. スペイン

米国は、19ヶ国のうちの1カ国です。

Amazonのヘルプページを見るだけで済むことなのに、なぜAmazon輸出で「絶対にアメリカの銀行口座を開かなければならない」という情報が広まっているのか、以前から不思議に思っています。

Amazon.comのサポートに直接問い合わせても、「Amazonがサポートする国に銀行口座があれば、米国の銀行でなくても大丈夫ですよ。実際にたくさんのセラー(販売者)が、米国以外の国の銀行口座で報酬を受け取っています」という返事が来ます。

もしかしたら、米国に銀行口座を作ることで手数料収入を得ている人がいるのでは?と疑いたくなりますw

ちなみに、日本の銀行口座で受け取れるようになった時、日本からのAmazon輸出は大きく変革すると思います。

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