■ Amazon輸出FBAに立ちはだかる2つの壁とは?
■Amazon輸出というのは、アメリカなどの海外Amazonに日本国内から出店し輸出する、というものですね。
FBAというのは、Amazonが提供している出店者専用のサービスです。
あなたの在庫をAmazonが預かり、商品の販売から梱包・発送、顧客からの問い合わせまでも代行してくれます。
ここで、海外Amazonに出店する際、FBAとして登録できたら便利だ、と想像する人も多いと思います。
あなたが日本にいながら、アメリカAmazonでFBAとして出店できるかを検討してみようと思います。
■アメリカのAmazonをFBAとして利用するには大きなハードルがあります。
それは
(1)関税のリスク
(2)商品破損のリスク
この2つです。
(1)関税のリスク
日本にいながらアメリカAmazonのFBA倉庫に商品を納品する場合は、
・日本の自宅からアメリカAmazonFBAの倉庫宛てにEMS等で送付する
・その荷物は税関を通り、輸出入していい商品か、関税をいくらかけるかが決められる
・アメリカAmazon FBAの倉庫に届く
という流れになります。
ここで、税関がその荷物に関税をかけるとなった場合、荷物を受けったアメリカAmazonFBAがその関税(お金)を払うことになります。
この時、アメリカAmazonFBAは関税の支払いを拒否しますので、その荷物はFBAに納品されません。
(2)商品破損のリスク
日本からアメリカへ荷物を送付する場合、商品が破損するというリスクが大きくなります。
商品が破損していれば、FBAとして出品できません。
いったん日本へ送り返してもらって、手にとって確認する必要があります。
つまり、日本にいながらアメリカAmazon FBAを利用することは、現状ではとてもハードルが高いということになります。
■解決方法としては、
(1)ある一定の割合で荷物が受取拒否になったり、破損することを覚悟する
(2)アメリカ国内にパートナーを持つ
この2点になります。
■なお、アメリカ国内のパートナーの探し方ですが、アメリカAmazonに出店している人に直接Amazon経由でメッセージを送るという方法もあります。
ただ、あまりやり過ぎると、Amazonから警告が来る可能性があります。
*「知っておきたいAmazon輸出FBAの失敗例」等は毎月の音声セミナー、会員メール相談にて詳しくご説明しています。
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