「提携しているから便利」の勘違い ネット輸出入塾が提携している本当の理由とは?
Amazon輸出 初心者アイコちゃんシリーズ
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先生。eBayを利用した人の個人名がGoogleによって公開されているってニュースがありますよ。
ホントだね。これはひどいな。eBayとGoogleの提携の悪影響だね。
以前から先生は、Amazon輸出ツールや海外発送代行サービスを利用すると、個人情報が盗まれてるって警告されていましたよね。
うん。Amazon輸出ツールでは個人名の他に、自分がどんな商品を販売しているのか、売上総額、在庫数、価格戦略などの全てがアルバイトスタッフにも丸見えになっているよ。海外発送代行サービスも同じだね。段ボールの中にどんな商品がいくつ入っているか、販売価格はいくらか、発送先の住所や名前なども全て分かってしまうよね。ちなみに当サイトのバイキング・シリーズにはそんな機能はないし、海外発送代行サービスとも提携していないから、気になる人はこっちを確認して欲しいな。
[blogcard url=”https://az-globe.com/amazon-export-tools/14655/”]
ツール提供者や海外発送代行サービスは、利用者の個人情報を盗んで、それを転売して儲けたり、自分たちのビジネスに役立てているということでした。本を出版したり、セミナーを開いたり、情報商材としてまとめて販売したり……
うん^^;
でもそれって、何かの犯罪になったりしないんですか? 情報を盗むのは「窃盗罪」になるとか。
法律にはあまり詳しくないけど、日本の法律では情報を盗んでも罪にならないらしいよ。
えぇー?そうなんですか。情報を盗んでも罪にならない……。
「『データ』という無形物は、刑法上の財物に該当しないため、データそのものでは窃盗罪にならない」ということだよ。
うげーっ! じゃあ利用者は個人情報を盗まれ放題ということですね。
そうなんだよね。ボクのところにも、いろいろな会社から提携話が来るよ。輸出入のツール開発者とか、海外発送代行サービスとかね。あと、会社設立、行政書士、税理士、弁護士事務所などからもよく来るよ。「10万円売り上げたら、2万円キックバックします」っていうような話が多いな。
一般的には、いろんな業種と提携していた方が便利だし、信頼できると思いますよね。例えばA塾 Amazon輸出専門塾が、海外発送代行サービス、弁護士、税理士、会社設立サービス、弁護士事務所などと提携していれば、なんとなく「すごいなー!」「ここに入会すればいろんなサービスがくっついてきて便利だなー」なんて考えてしまいます。
そうだよね。でも実際は提携に何の意味もないよ。というよりも、どこかと提携しているのはとっても危険な話だよ。だって、世の中にはたくさんの会社があるわけでしょ。例えば「海外発送代行サービス」だって、たくさんあるよね。日本に海外発送代行サービスが100社あったとすると、どこかと提携するってことは、100社のうちの1社を選ぶってことだよね。残りの99社は除外したってことでしょ。でももしかしたら残りの99社の中に会員にとってすばらしいサービスを提供している会社があるかも知れないじゃない。仮に提携した1社が最も優れた会社だったとしても、1年後はどうなっているか分からないよね。先日、日本郵便が新しい海外輸出向けサービスを始めたって説明したけど、こっちの方が便利かも知れないよ。でもどこかと提携してしまっていたら、こういった「新しく便利なサービス」を会員に紹介できなくなるよ。これっておかしくない? つまり、どこかと提携するってことは、会員にとって最もよいサービスを選んでいるわけじゃなくて、たまたま話を持ちかけてきた会社と提携したってだけの話なんだよ。そして提携先からお金と個人情報をもらっているわけ。このことに気がついている人はほとんどいないんだよね。
とても考えさせられるお話ですね。私も「提携しているから便利」じゃなくて、「提携しているから危険」と考えるようにします。ありがとうございました!
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