Amazon輸出「自作自演のレビュー」の訴訟リスク

Amazon輸出「自作自演のレビュー」の訴訟リスク」の訴訟リスク

1995年7月16日にスタートしたAmazon.comは、ますますその存在感を世界で強くしています。

Amazon輸出がブームになったのは2012年頃からでした。Amazon輸出で売上を増やすためには、購入者による商品の評価()が大きく影響します。

Amazonの利用者の88%が、レビューを参考にしている、レビューを信頼していると言っています。あなたが販売している商品に高いレビューがついていれば、その商品は売れやすくなります。

ところが、Amazonの購入者の約90%はレビューを残しません。例えば日本のヤフオクでは、ほとんどの落札者が評価を残します。しかしAmazonでは、評価を残してくれる人は全体の約10%と言われています。そこで、よいレビューを残してもらうため、さまざまな手法が試されてきました。

例えば、商品を購入した人にメッセージを送る、商品発送時に手書きのメッセージを同封する、プレゼントを贈る、レビュー専用ツールを使う、そして、自作自演のレビューを書き込む、などです。

この中で今一番問題となっているのが、「自作自演のレビューを書き込む」行為です。

数年前までは、「自作自演のレビューを書き込む」ことは、当たり前のように行われていました。「やったもの勝ち」、「やらなきゃソン」、「自作自演のレビューなんて当たり前」という時期があったわけです。

ところが今は、「自作自演のレビュー」は訴訟の対象になります。Amazonは積極的に、「自作自演のレビュー」を書き込んでいるセラー(あるいは代行業者)に対して、次々と裁判を起こしています。

Amazonは、規約違反をしている会員やセラーに対して、「」という制裁措置を執ります。「」とは、その会員やセラーのアカウントを抹消し、二度とAmazonに登録したりサイトを利用できなくする措置です。アマゾンを利用している人にとっては、アカウント削除が最も厳しい制裁となります。

数年前から「自作自演のレビュー」をしていたセラーおよび代行業者は、もしバレても「アカウント削除」になる程度だろうと考えていたと思います。ところが実際にはアカウント削除を通り越して、裁判で訴えられるという想定外の制裁を受けているわけです。おそらく「自作自演のレビュー」をしていたセラーおよび代行業者も、裁判で訴えられるとは考えていなかったのではないでしょうか。

ですから、あなたがAmazon輸出で売上を上げたいと思っていても、自作自演のレビューの書き込みだけはやめておいた方がいいでしょうw 取り返しのつかないリスクを背負うことになります。

さて、今回は「自作自演のレビュー」の訴訟リスクについてでしたが、実は現在、同じような訴訟リスクのある手法が野放しにされています。それが、「Amazon輸出の規約違反ツール」です。

ネット上には、さまざまなAmazon輸出ツールがあります。月5千円~3万円程度で、誰でもAmazon輸出に必須の機能を利用することができます。ところが私が調べた範囲では、世の中に出回っているAmazon輸出ツールの95%が、Amazonの規約違反ツールです。

現状でこのようなAmazon輸出の規約違反ツールは、当たり前のように販売され、多くの人が利用しています。そもそもどうしてこれほどAmazon輸出の規約違反ツールが横行しているのかと言えば、ツールを提供している人も、それを利用している人も、それがAmazonの規約違反ツールだと気がついていないからです。

「自作自演のレビュー」については、書き込んでいるセラーや代行業者も、「これはAmazonの規約に違反する」と分かっていたはずです。ところがAmazon輸出ツールについては、ツールを提供している人も利用している人も、そしてそれをブログなどで推奨している人も、それがAmazonの規約違反だと気がついていません。ほとんどの人が「便利なツール」として利用しています。これがこの問題を深刻化させています。

数年後には、日本を含めた世界中で、「Amazon輸出の規約違反ツール」がAmazonから裁判を起こされるという事態になっているでしょう。このとき、ツールの提供者だけでなく、ツールの利用者も訴えの対象となる可能性があります。なぜなら、Amazonは過去に悪質なツールに対して、そのツールの提供者はもちろん、そのツールを利用していた数千人にも制裁を加えたことがあるからです。

※Amazonの規約違反ツールの隠れたリスクや見分け方などは、メール相談や月刊音声セミナーで詳しく解説しています。

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