no

AmazonFBA 新規登録停止と在庫制限


メディア商材の出品者様へ FBAご利用開始の一時停止について

「AmazonFBA 新規登録停止は再開されたのでしょうか?」
「AmazonFBAの在庫制限で、、CD、DVDなどが納品できず困っています。期待していたのに…」

数ヶ月前から、Amazon 新規登録停止や納品・在庫制限の相談をよくいただきます。

■Amazon FBAといえば、ヤフオクと並んで最も利用されている販売用サービスです。

ブックオフなどで仕入れた本、CD、DVDなどは、当然どこかで販売しなければならないのですが、現在はヤフオクとAmazonがよく利用されます。

特にAmazon FBAはその利用しやすさから、せどらーの間で最も人気のある販売用サービスに瞬く間に成長しました。

しかし、ここしばらくの間、肝心の新規登録が制限されたり、登録できても納品できない、在庫が制限されるなど、憂慮すべき状態が続いています。

■ここ数年、Amazonは物流センターを全国に展開してきました。

「アマゾン、愛知県常滑市と宮城県岩沼市に物流センターを開業」(2011/01/14)というニュースの中では、

「初の中部地方、東北地方におけるFC(フルフィルメントセンター)の開業により、Amazonの各ストアにおける「在庫あり」の商品ラインアップの強化に加え、中部地方・東北地方を中心としたお客様のご注文に対し、さらなる迅速な配送が見込めます。 アマゾンジャパン・ロジスティクスが出品者の商品在庫の保管、注文処理、出荷、カスタマーサービスを代行するサービス、「フルフィルメント by Amazon」の拡張も予定されています。」

とあります。  

しかし最近の資料では、「Amazonのフルフィルメントセンターの容量の問題から、FBAの新規登録の出品者様からのメディアカテゴリーの商品の受領をお断りしております。再開の予定はありません」と言い切っています。

つまり、Amazonは在庫を置く場所を積極的に拡大してきたにもかかわらず、最近になってメディア類の納品を門前払いしているわけです。

■これが意味することは、つまり、「Amazonがメディア カテゴリーの大転換を推し進めている」ということです。

「米アマゾン電子書籍売上 ハードカバーを超える」(2010年07月21日)と言うニュースが流れたのは、もう1年半前のことです。

アメリカや日本Amazonのここ1、2年のメディア類の販売戦略を時系列で見れば、Amazonが何を考えているのか誰でも分かります。

(米)2010年07月 : Amazon.com電子書籍売上 ハードカバーを超える
(米)2011年02月 : Amazon.com、映画とテレビのストリーミング配信を開始
(日)2011年08月 : 日Amazonマーケットプレイス FBA在庫健全化および料金変更
            6ヶ月ごとにFBA在庫のチェックをAmazonにて実施し、
            納品後365日以上保管されている商品について、
            返品及び所有権の放棄を出品者に推奨する仕組みを導入
(日)2011年08月 : せどらーの間で、Amazonアカウント停止などが話題になり始める
            (せどらー締め出し強化で対象者が増えた?)
(日)2011年10月 : 日Amazon、FBAに在庫5000個までという制限をかける
(日)2011年10月 : 日Amazonの契約書に出版社大激怒
           「全書籍を電子化しろ。売上の半分以上を渡せ。紙書籍より安く売れ」
(米)2011年11月 : Amazon.com、電子書籍レンタルサービスを開始
(米)2011年11月 : 最新型Kindle「 Fire(・ファイア)」 Amazon.comで販売

これを見れば、Amazonがメディアのデジタル配信化によってその販売戦略を大きく転換しようとしていること、そして、「いまだにメディア類を仕入れて大量に在庫化しようとするせどらーはもういらない」と言っていることがよく分かります。

■ここ数年、Amazonは、「マーケットプレイス」あるいは「FBA」と言う魅力的?なサービスを使って、全国のせどらーを巻き込んできました。

Amazonは、安く使える仕入れスタッフとしてせどらーを巧みに招き入れ、日本中の書籍やCD、DVDを全国のブックオフなどからかき集めてAmazonに納品させてきたわけです。

ネット上でも、書籍やCD、DVDを仕入れてAmazon FBAで販売するという情報商材が、「最新ノウハウ」と言っていまだに大量に出回っています。

■AmazonFBAが新規登録やメディア類の在庫数を制限している本当の理由は、メディアを扱う全国のせどらーを締め出しにかかっているのではないか?というのは考え過ぎでしょうか?

「AmazonFBAに新規登録できない。何とかして欲しい!」
「書籍やCD、DVDをAmazonに納品できない。いい方法はないか?」
と言う相談をよくいただきます。

もしAmazonがメディア出店者を締め出しにかかっているのなら、それはもう無理ですw

メディアのデジタル配信化を推し進めるAmazonにとって、本やCD、DVDなどのディスクを仕入れて大量に在庫化しようとするせどらーは、すでに邪魔な存在なのかも知れません。

なぜなら、積極的に売らないようにしているメディア類の不良在庫をいまさら大量に抱え込むことは、Amazon自身のメディア デジタル配信戦略に逆行しているからです。

全国のせどらーは、むしろこれを「メディア販売からの撤退」のいいチャンスと捉える必要があるように思います。

■「Amazon FBAなら簡単に稼げると聞いている。だからそのためのハードルはどんなことがあっても乗り越える!」と考えるのはせどらーとして自然なことです。

日本中のせどらーが、いろいろな情報をかき集めて、なんとかAmazon FBAの新規登録、商品納品のための特別な方法を見つけ出そうとしています。

Amazon FBAが新規登録を再開すれば「やった!」と言って小躍りするせどらーに、私はとても複雑な感情を抱きますw

Amazon FBAが新規登録を再開するのは、せどらーをちょっと喜ばせているだけで、Amazonの本当のメディア戦略に気づかせないための時間稼ぎとしか思えないからです。

■もちろん、FBAの新規登録、納品受付も再開される可能性はあります。

実際、この記事を書いている時点でFBA新規登録は再開されていますし、いくら不良在庫といっても元々はAmazonの在庫ではなく、あなたの不良在庫です。

FBAの利用料金を値上げすれば、在庫を預かるだけで儲かる仕組みも作れるかも知れません。
(ただしこの場合のFBAの利用料金は相当高額になると思います)

さて、もしAmazon FBAが新規登録を再開し、書籍やCD、DVDも無条件で納品できるようになったとして、あなたはメディア販売を今後も続けるでしょうか?

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。