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既に世界有数のネットショップとなったAmazon.comが、次はインド参入を計画しているというニュースを目にしました。

Amazonはインドのネット市場参入を行なう為、同社の上層部がインドに赴いて、オンライン市場がやりやすくなるよう、インド商工省長に直接働きかけるようです。

10年毎に実施される国勢調査で、2011年3月1日現在のインドの総人口は、12億1,019万人です。

IAMAIが発表したレポート「Internet in India 2012」によれば、2012年6月末時点でのインターネットユーザーは1億3700万人(利用率は約11.7%)で、うち月に1度以上利用するアクティブユーザーは1億1100万人(同約9.5%)。

またコンピューターリテラシーがある人は2億300万人(人口の17.3%)と発表されています。

国内ネット通販市場は2009年の40億ドルから11年には約100億ドル以上に拡大、わずか2年で2倍以上の規模となっています。

中流階級の人口が急増し、収入も大幅に伸びていることから、インドでのネット市場の小売り事業には非常に大きな可能性があります。

ちなみに日本は約5兆円(2011年)、アメリカは20兆円と言われているので、インドの規模はそれほど大きいとはいえないかもしれません。

Amazon.comのインド進出はそれほど真新しいニュースではありません。

ネットの情報を毎日収集していると、インド国内の技術者を募集しているAmazon.comの求人広告をよく見かけます。

Amazon.comは昨年2月、インドで通販サイト「ジャングリー・ドット・コム(Junglee.com)」を開設して実質的に運営しており、インド市場参入のタイミングを図っています。

Amazon輸出実践者としては、Amazonのこうした世界展開を歓迎すべきでしょう。

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