先日、AmazonではなくeBay輸出のセミナーに参加した時のことです。
セミナー終了後の懇親会である質問を受けました。
それは、
「Amazonはすべての商品を自分で販売するようになるのか?」
という内容でした。
それに対し私は、「むしろ逆かもしれない」と回答しました。
なぜなら、つい先日Amazonから驚きの統計が発表されたからです。
Amazon.comは、2012年第3四半期の決算発表によると、売上は前年同期比27%アップとなっています。
純利益は赤字転落していますが、これは先行投資による物でフルフィメントセンター(FBA施設)の建設や、開発投資が増えた事によって純利益を圧迫する形になった為です。
第3四半期終了時時点でのアマゾンのアクティブ顧客アカウント数は1億8800万人。
アクティブセラーの数は200万人以上存在すると発表しています。
驚きの事実というのは、セラーが販売した販売数はAmazon全体の41%を占めており、アマゾンが始まって以来最も高い数字となっていた事です。
つまり、Amazonで売れた物の41%は、Amazonが直接販売した物ではなく、私たちのようなセラーが販売した物だったという事になります。
近い将来、Amazonは自社は何も物を販売しない、場所(サイト)だけを提供するビジネスモデルへの変換を目指しているのかもしれません。
Amazonが物を販売しなくなる日も近いかもしれませんが、私たちセラーとしては、良いニュースと言えます。
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