クリスマスシーズンまっただ中、Amazon.comが「Amazon Pages」という新しいサービスを発表しました。
これは、「Amazon内にあなたのネットショップが作れる」というものです。
この新サービスは、今後のAmazon輸出に地殻変動を起こすほどのインパクトがあると考えています。
まず、どんな特徴があるのかを見てみましょう。
Amazon Pagesの特徴
- 作成は無料
- 個人でも法人でも自由に独自サイトを開設し運用することができる
- FacebookやTwitterに飛ぶボタンも設置できる
- アクセス解析機能付き
- Amazonの環境の中でショッピングができるので信頼感を得られる
メディアの報道内容を読んでみると、だいたいこのような特徴が紹介されています。
しかしこのAmazon Pagesは、Amazon輸出の欠点を全て解決してしまう可能性が秘められています。
Amazon PagesがAmazon輸出最大の欠点を解消する可能性
Amazon輸出には、現状で2つの大きな欠点があります。
- 出品できない商品がある
- 顧客リストを集められない
出品できない商品がある
Amazonには、原則としてAmazonに登録されている商品しか出品できないという欠点があります。
たとえば、手作り品、骨董品、私物コレクションなどです。
eBayではこれらのものは簡単に出品できますが、Amazonではできません。
Amazon Pagesは、これを解決してくれる可能性があります。
顧客リストを集められない
Amazonには、顧客リストを集められないという最大の欠点があります。
ネットビジネスでは、顧客リストを集めることが最も重要ですが、従来のAmazon輸出では事実上できないのです。
しかし、これまで公開されているAmazon Pagesの詳細を見る限り、顧客リストを集められる可能性がとても高いと予想できます。
eBay輸出や海外向けネットショップと比較して不利とされてきたAmazon輸出の2つの欠点が、これで全て解決できるかもしれません。
そういった意味で、先日日本でもスタートしたFBA海外発送よりも、このAmazon Pagesの方がAmazon輸出にとって遥かに重要なサービスとなる可能性があるわけです。
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