Amazon輸出で大問題?となっている、米国の法人設立と法人銀行口座。
わざわざ渡米しなくても米国の法人設立と法人銀行口座を作る方法もありますのでそれを利用すればいいのですが、もっといい方法がないか検証中です。
その1つが「ペイオニア(Payoneer)」です。
バーチャル米国銀行口座「ペイオニア」とは?
ペイオニアとは、一言で言えば「アメリカの法人口座をレンタルする」というサービスです。
「バーチャル米国銀行口座」とも呼ばれています。
Amazon輸出でペイオニアを利用する利点は、以下のとおりです。
ペイオニアの利点
- アメリカの法人口座(チェッキングアカウント)をレンタルできる
- 法人口座なので、Amazonからの振込は無制限に受け取れる
- 米国に法人を設立する必要がないから、渡米や法人設立の初期費用、年間維持費も必要ない
- バーチャル銀行にあるお金は、ペイオニア登録時に作るマスターカード(デビットカード)で世界中どこからでも引き出すことができる(日本ではセブン銀行、ゆうちょ)
ペイオニアについてはわからないことがあり、検証中です。
管理画面もまだ使い慣れていませんし、実際にAmazon.comの売上をペイオニアを通して受け取ったこともありません。
最終的な結論として、Amazon輸出には使えない可能性もあります。
ペイオニアの海外での利用状況
しかし、海外ではペイオニアの利用者がとても多いです。
- ペイオニアの案内ではAmazon.comの売上を受け取れると説明されており、サポートに質問しても同じ答えが返ってくる
- 米国国外にいる世界中のAmazon.comセラーが、「ペイオニアこそ最良の選択肢だ」と言って利用している
ということで、これは検証に値すると考えています。
ペイオニアの利点とは?
ここでもう一度、ペイオニアの利点を確認してみます。
ユニオンバンク カリフォルニアアカウント | 渡米せず米国法人と銀行口座を作る | 渡米して米国法人と銀行口座を作る | ペイオニア 米国法人口座をレンタル |
|
■渡米 | 必要なし | 必要なし | 必要あり | 必要なし |
■リスク | Amazonの売上受取に上限有り | なし | なし | なし(検証中) |
■渡米費用 | なし | なし | 15万円 | なし |
■法人設立費用(初期) | なし | 10万円 | 10万円 | なし |
■法人維持費用(年間) | なし | 10万円 | 10万円 | なし |
■米国クレジットカード | 作れない | 渡米しないと 作れない? | 作れる 年会費2,000円 | 作れる 年会費2,000円 ※デビットカード |
■利用までの期間 | 2週間 | 1ヶ月 | 1ヶ月 | 即日 |
■初期費用合計 | なし | 10万円 | 25万円 | 26ドル キャンペーン中なら30ドルもらえる |
■年間維持費 | なし | 10万円 | 10万2,000円 | 2,000円 |
■手数料 | 送金/引落手数料 | 送金/引落手数料 | 送金/引落手数料 | 送金金額の1% |
■出金方法 | ATM/送金 | ATM/送金 | ATM/送金 | ATM (セブン銀行/ゆうちょ) PayPal,送金等 |
■参考サイト | 三菱東京UFJ銀行ユニオンバンク | ・尾崎真由美会計事務所 ・MyUSbusiness.com 他 | オキエビスインターナショナルインク 他 | Payoneer |
通常は小切手を日本まで郵送してもらうClickBankなどの海外アフィリエイトの報酬も、ペイオニアを使って受け取る事ができます。
ペイオニアが使えるのであれば、Amazon輸出の銀行口座としては一番良い選択だということがわかります。
Amazon輸出の参入障壁は、物足りないほど低い
「Amazon輸出は参入障壁が高いのでブルーオーシャン」と言われることがあります。
ここでいう参入障壁とは、米国法人設立と法人銀行口座のことです。
それ以外の参入障壁はありません。
Amazon.comで日本の銀行が登録できるようになればライバルが殺到する、と以前紹介しましたが、ペイオニアが利用できればそれを待つ必要もなくなります。
無在庫で世界を相手に販売できるので、他のビジネスと比較してもAmazon輸出の参入障壁は、物足りないほど低すぎます。
ペイオニアが2005年からサービスを開始していて、海外でとても評価が高いと言っても、「バーチャル米国銀行口座?大丈夫なの」、「大切なお金がなくなったら?」という不安はありますね。
「税金はどこでどうやって払うのか?」というところまで含めたら、検証には半年以上かかるかも知れません。
本来であればすべて検証してから公開すべきかも知れませんが、そんな悠長なことを言ってられないのがネットビジネスです。
このブログでは、Amazon輸出の売上をペイオニアで受け取るとどうなるのか?の検証結果を随時ご紹介していきます。
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