「配送を制す者がeコマースを制す」
このブログでも何度か紹介しているドラッカーの予言です。
Amazon.comは、米国各地で「Amazonロッカー」なる大型の金属製キャビネットを、ショッピングモール、セブンイレブン、ドラッグストアーなどに設置し始めました。
これにより、受取人不在の再配達等がなくなれば、配送コストを20%削減できると試算する専門家もいるようです。
「Amazonロッカー」は、日本でも比較的新しいマンションにあるような「宅配ボックス」のようです。
- 配送業者がAmazonロッカーに荷物を入れる
- 受取人が暗証番号を入力するとロッカーが開き荷物を受け取る
という流れです。
荷物がずっと置き去りにされていた場合どうなるか、というのはちょっと疑問ですが、多分、宅配業者にアラーム(メール)が送られ、引き取りに来て送り主(Amazon.com)に返す、という流れだと思います。
日本では、「アマゾンジャパン・ロジスティクス、約6万坪の新物流センターを2013年に開業〈BCN〉。2013年内をめどに、神奈川県小田原市に同社最大の物流センターアマゾン小田原FC(フルフィルメントセンター)(仮称)を開業する。」というニュースもあります。
よくAmazonと比較されるeBayでは、つい1週間くらい前に「eBay、即日配送サービスの試験提供を開始」というニュースが流れました。
12年以上前のドラッカーの予言が的中したことに改めて驚きます。
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