Amazonの倉庫スタッフ、配送スタッフの殺人的スケジュール
Amazon輸出 初心者アイコちゃんシリーズ
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[blogcard url=”http://www.wdrb.com/story/37028708/former-amazon-driver-complains-of-dangerous-delivery-conditions”]
先生。Amazonの配達スタッフが、忙しすぎて悲鳴を上げているようですね。
ホントだね。1日に200件の配送はハードだろうなー。
FBA倉庫のスタッフも、50時間以上働きっぱなしだというニュースもありました。
うん。特にクリスマスシーズンは殺人的な忙しさらしいね。それでCEOのジェフ・ベゾスが、倉庫スタッフにミニチョコレートを配ったらしいよ(笑)近い将来、倉庫スタッフや配送員は、大半がロボットや自動運転技術に置き換わっていくだろうけど、それまでの間はハードな職場環境が続きそうだね。
配送の問題はなかなか解決しませんね。
「ワンマイル問題」って言われるやつだよね。配送は、最後のワンマイルが最も大変だっていう考え方だね。たしかに、受取人の近くまで荷物を持ってくることは簡単だけど、実際に受取人に手渡すまでが大変だよ。不在の時もあるし、犬に吠えられるし、サインをもらうまでが苦労の連続だね。
Amazonは、配送の問題についてどんな解決策をとっているんですか?
まず、トラック専用の自動運転技術を導入し始めているよ。あとはドローンを使った「空輸」だね。それから、宅配ロッカーやコンビニ受け取り、一般人による配送代行、自動車のトランクに荷物を置いてく方法、「Amazonキー」のように不在の部屋の鍵を開けて部屋の中に置いていく方法などだね。自動運転技術やドローン、倉庫スタッフのロボット化などはまだまだ先だと思うかも知れないけど、技術的には相当進化しているよ。一度YouTubeなどで動画を見てみるといいんじゃないかな。二足歩行で50Kgの段ボールを運ぶロボットや、自動運転のトラックなど最新テクノロジーの進化を確認できるよ。あれを見れば、現場に導入されるのは意外と早いと感じるんじゃないかな。
Amazonはいろんな方法で配送の問題を解決しようとしているんですね。でも、一向によくなる気配はありません^^;
それはそうだろうね。だって、配送が効率化されれば、さらに利用者が増えて配送が増えるっていうパラドックスがあるからね。
便利になればなるほど利用者が増えてるということですね。配送を効率化すれば、さらに配送量が増えるわけですね。
「Amazonから購入すれば、ウォルマートやeBayから購入するより安く早く届く」となったら、みんなAmazonを利用するようになるよ。配送が便利になればなるほど、利用者が増えて忙しくなる、ということだね。ピーター・ドラッガーが「配送を制するものがEコマースを制す」と明言したのは1999年だったけど、その予言通りになったね。でも、まだ誰もそれを解決できていないんだよな。まぁ、一番解決に近づいているのはAmazonだろうけどね。
ここはやはりAmazon独自の「ドローン配送」、「自動運転」、「倉庫スタッフのロボット化」に期待ですね。それが発展すれば、配送スタッフと倉庫スタッフの問題も一気に解決すると思います。ありがとうございました!
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