アメリカ人「せどらー」が月収1700万円!

アメリカ人「せどらー」が月収1700万円!

せどりで月収1700万円! 人間やればできる♪

Amazon輸出 初心者アイコちゃんシリーズ

[blogcard url=”https://pub.cnbc.com/2017/11/02/28-year-olds-company-makes-millions-selling-walmart-buys-on-amazon.html”]

先生! 海外で興味深いニュースが話題になっていますよ。「アメリカ人せどらーが月収1700万円」ですって!

おぉ、ほんとだ♪ すごいね。どれどれ…… アメリカ人せどらーがウォルマートで仕入れてAmazonで販売し、大成功してるってニュースだね。CNBCで取り上げられてるよ(笑)

先生、感心していないで解説してください。

えーっと、まずこの男性は28歳のアメリカ人で会計関係の仕事をしていたらしい。で、ウォルマートとAmazonでは売られている商品では価格差があることに気がついて、転売を始めたってことだね。最初は失敗もあったけど徐々にコツをつかんで、現在では月収1700万円って紹介されているよ。

せどりで月収1700万円ですか!

うん。月収1700万円(年収2億円)で従業員が11人いるらしい。価格比較アプリやFBAも活用しているね。最近では月収を下げる代わりに時間を作って、転売で稼ぐコンサルティングサービスを始めたらしいね。

人間、やろうと思えばなんでもできるんですね(^_^)

このアメリカ人せどらーの成功要因を挙げてみると、「最初は失敗したけど頑張った」、「ウォルマートとAmazonで価格を比較するアプリを利用した」、「季節商品がよく売れることに気がついた」、「Amazon FBAの活用」という点だね。

「価格比較アプリ」はなにを使っているんですか?

ここでは、「InventoryLab」と「Scoutify」の2つのアプリを使っていると紹介されているよ。

28歳で月収1700万円かぁ。従業員も11人いて、順風満帆ですね。でも一つ疑問があるんですが、なぜウォルマートとAmazonで商品の価格差があるんですか? もし私がどちらかの会社の社長なら、その価格差を埋める仕組みを自分で作ると思います。そうすればこのせどらーの売上9億円は、自分たちのものになるでしょ?

そう。そこがこのニュースの一番の焦点だね。ウォルマートとAmazonが仲良くすれば、「せどらーは絶滅する」って言うことだよね。

はい。そう思います。なぜウォルマートとAmazonは提携しないんでしょうか?

これは、せどらーが絶滅するかどうかの重要な視点だし、多くのせどらーは店舗同士の提携で自分たちのビジネスがなり立たなくなるんじゃないかって、いつも不安なんだよね。でも、その心配はないよ。

え!? どうしてですか? なぜ「ウォルマートとAmazonは提携しない」と断言できるんですか?

それは、ウォルマートとAmazonが敵対している企業だからだよ。特に最近は、その敵対関係がさらに強固になってきているんだ。例えば最近ウォルマートはGoogleと提携したんだ。そしてAmazonはマイクロソフトと提携したんだよ。いま、「AIスピーカー」が話題になっているでしょ。Googleは「Google HOME」、Amazonは「Amazon Echo」などね。Googleがウォルマートと提携したことで、「Google HOME」からウォルマートの商品を注文することができるようになったんだ。そして「Amazon Echo」から商品を注文するとAmazonから商品が届く、という仕組みがもうできあがっているんだよ

うーん、ちょっと分からないところがあるんですが、つまり「ウォルマート + Google」陣営と「Amazon + マイクロソフト」陣営の2つあって、お互いが敵対しているということですか?

そのとおり。だから、ウォルマートとAmazonが提携することは、現状ではあり得ない話なんだ。

なるほど! ウォルマートはAmazonによって売上が落ちているし、その苦境を打破するためにGoogleと提携したんですね。

Amazonの脅威によってウォルマートは生き残りを賭けて必死になっているよね。じゃあどうすればいいかと言えば、Googleと提携するのも一つの手だけど、最も効果的なのは「Amazonよりも価格を下げること」でしょ? 例えばAmazonで1万円で売られている商品があったとして、ウォルマートは生き残りを賭けて8000円で販売する、という感じ。だから、ウォルマートとAmazonが敵対すればするほど、価格差が変動しやすく価格差が生じやすい、ということになるんだよ。

すごい! 価格が激しく変動すければ、「価格差をビジネスにしているせどらーは稼ぎやすくなる」ということですね。月収1700万円のアメリカ人せどらーの本当の秘密はそこかも知れませんね。CNBCが報じていない「成功の秘密」がわかりました。ありがとうございました!

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  1. 元せどらー

    年商9億円で月収1700万円(年収2億円)ってどこから導かれましたかね?

    せどりをかじったことがある身として、ウォルマート中心の仕入、従業員11人だけで年商9億円ってあり得ないなと思って、元の記事を読んでみました。

    ビデオの中では「月商200,000ドル」、文章では「Amazonで販売を始めてから合計売上8 millionドル」とありますよね。ここから判断すると、年商9億円というのは複数年(おそらく4~5年)の合計ではないですかね。

    当時は順調でフルタイムの仕事をしながらでも$150,000の給与をとっていたみたいですが、紆余曲折やチームで仕事をやることになり、今は年収$60,000に下げてると書いてます。

    年収2億円とかは明らかにミスリーディングだと思いますので、訂正したほうがいいと思います。

    • こんにちは。アイコです。このたびはコメントをありがとうございます♪
      おっしゃるとおり、「年商9億円」は1年間ではなく複数年(4~5年?)のことでしたので、本文を訂正いたしましたm(_ _)m ご指摘ありがとうございます。

      また「月収」ですが、英文では「salary」となっていて、これが月収なのか年収なのかで計算が異なりますね。本文中ではどちらなのか明記されていないようですね。

      ニュースの本文中では、11人のスタッフでピーク時の本人のSalaryは1700万円と紹介されていますね。Salaryが月収だとすると、月収1700万円 x 12ヶ月 = 年収2.04億円となりますね。
      Salaryが年収だとすると年収1700万円となりますが、これはちょっと少なすぎると思います。

      一般的なお話ですが、日本のせどりで月収300万円とか月収500万円程度の人でも、スタッフはせいぜい1,2人です。スタッフが11人とはずいぶん多いなーという印象です。月収300万円クラスのせどらーが5~10組集まった規模ですね。そう考えると、月収1700万円も納得できたりします。またニュースで紹介されているせどらーは日本よりも市場規模が大きい米国のことですので、Salaryは月収と考えました。

      どちらにしても、せどりでスタッフが11人いれば、月収1000万円以上はそれほど難しいことではないです。ただ、ご指摘の通りウォルマートだけでは難しいと思います。ウォルマートの他に中国輸入、中国の工場でオリジナル商品の製造、廃業した企業から仕入れ、特殊な仕入れ先とのコネクション、仕入れサイトの運営、インド輸出、コンサルティングなどで収入を得ているのかな、と思います。「せどり」と言うより「貿易業」ですね。

      ニュース記事内の計算は少し不自然なところもあるので、本人が計算をごまかしている(見栄をはって多めに言っている)のかなーと思いましたが、実際にはウォルマート以外で仕入れたり、様々な転売ビジネスをしているのだと思います。それをCNBCが「ウォルマートだけでこんなに稼いでいる!」と誇張したんだと思います^^;