Amazonがドローン関連のユニークな特許を取得

Amazonがドローン関連のユニークな特許を取得

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Amazonがドローン関連のユニークな特許を取得■ Amazonがドローン関連のユニークな特許を取得

Amazon gets patent for Pony Express-like drone delivery

SAN FRANCISCO – A newly-granted patent gives a peek into Amazon’s vision of how drones with its?Prime Air service could deliver?packages across large areas. Its design sounds a lot like the 19th century Pony Express – except, of course, its airborne.
(参照: Amazon gets patent for Pony Express-like drone delivery

Amazonが、ドローンによる配達のために取得した特許です。街灯を利用して、そのてっぺんにドローンを止まらせ、配達中のドローンを充電するというアイデアですね。

Amazonの配送は、今やFedExやDHL等の世界的な物流業界をも脅かす存在になっています。

「Amazonの配送」といえば、例えば送料が無料とか、注文したその日に届くなどを思い浮かべる人が多いと思います。

しかしAmazonは、そんなローカルなレベルではなく、飛行機会社を買収するなどして、すでに世界規模の巨大物流企業になっています。中国と米国本土を自社の物流システムで直接結んで、中国セラーのAmazon米国での販売を後押ししています。さらに欧州内で自社の貨物機を使ってFBAの配送時間を短縮したりしています。コンテナ船で世界中を結ぶ海運物流網さえも自社で構築しています。

ですから、FedExやDHLなどの世界的な物流企業も、Amazonの急激な躍進に警戒感を強めているわけです。

Amazonの物流に関する次の戦略は「ドローン配送」の支配権です。例えばトラックや貨物機などによる物流は、既に長い歴史があり、ここに革新的なシステムを導入するのは難しいはずです。

しかし「ドローン」による配送は、まだ誰も実現できていない新しいテクノロジーを活用したものです。ですから、ドローン配送で特許を取るなどして先駆者となることができれば、それこそFedExやDHLなどのビジネスモデルを破壊するような物流業者に成り上がることができる、と考えているのだと思います。

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