アマゾン輸出で最も危険なツール「VPS」とは?

アマゾン輸出で最も危険なツール「VPS」とは?■ アマゾン輸出で最も危険なツール「VPS」とは?

アマゾン輸出を有利にするには、さまざまな道具やサービスを使いこなすことが重要ですね。
特にライバルが知らない道具やサービスがあれば、いち早くそれを活用することで有利な立場に立つことができます。

今回はVPSです。
アマゾン輸出にVPSを活用する方法はずいぶん前にも紹介したのですが、まだ知らない方も多いようなので、最新情報も含めて改めてご説明します。

VPSは「バーチャル・プライベート・サーバ」のことです。

簡単にいえば「安全な場所に置かれたパソコンを1台月1500円程度で借りること」です。
この借りているパソコンは、いま手元にある自分のパソコンから、インタネットを経由してリモート操作できます。

既にパソコンを持っているのに、なぜわざわざもう一台借りなければならないのか?と思いますよね。
実はこのVPS、使い方によってアマゾン輸出で最も危険なツールになりうるのです。

例えばあなたがアマゾンの規約違反ツールを使っていたとします。
あなたが普段使っているパソコンからこのアマゾン規約違反ツールを利用したらどうなるでしょうか?
アマゾンには、規約違反ツールを利用している接続元のパソコンの情報が全てわかっています。
アマゾンはその気になりさえすれば、規約違反ツールを利用しているパソコンからの接続を完全に遮断することができます。
そして、そこで使われたパソコンからアマゾンに接続することを永遠にシャットアウトすることも可能です。

つまり、普段使用しているパソコンからアマゾンの規約違反ツールを利用した場合、そのパソコンは二度とアマゾン輸出の管理用に利用できなくなる可能性があるわけです。

そこでVPSの登場です。
前述のとおり、VPSは「安全な場所に置かれたパソコンを1台借りること」です。
VPSを借りてそこからアマゾンの規約違反ツールを動かしたらどうなるでしょう?

そう、いくら動かしても、あなたのパソコンが影響を受けることはありません。
規約違反ツールを動かしているのは借りているパソコンなので、あなたのパソコンの情報はアマゾンにはわからないのです。

アマゾンから何か制裁を受けたとしても、VPSを契約しなおせばいいだけの話です。

VPSには他にもさまざまな利用方法がありますが、私自身がアマゾンから危険人物とみなされるかもしれないのでこれ以上は書けません^^;

7月の音声セミナーでは「ライバルが知らないVPS活用法」をご紹介しましたが、どちらにしても、使い方によってVPSはアマゾン輸出の最も危険なツールになります。

ちなみにVPSを借りる場合にはいくつかの注意点があります。
例えばVPSにはLinux版とWindows版があるのですが、必ずWindows版を契約してください。
Linux版は今回のような活用方法はできませんので、借りてもムダになってしまうからです。

オンライン無料勉強会などで参加者のお話を聞いていると、アマゾンの規約違反と思われるツールを利用している人が意外と多いことに気が付きます。

しかも本人はそうとは知らず、正当なツールと思い込んで利用しています。
そもそも、アマゾンの規約違反ツールというものの存在を知らない人が大半ですから、利用しているツールが正当なのか違反なのかという疑問すら持っていません。

このメール講座やブログ等で「規約違反は使ってはいけない」と再三ご紹介しているのですが、ほとんどの人がその存在すら知らないことに愕然とします^^;

知らない間に規約違反ツールを利用してしまう理由は主に2つあります。
1つは他人が公開している規約違反ツールを違反と知らずに利用してしまう場合。
もう1つはSOHOさんにツールの開発を依頼した際、知らない間に規約違反ツールができあがってしまう場合です。

前者の場合、ツール提供者はもちろん、利用者にもアマゾンから制裁が加えられたという事例が過去にあります。

後者の場合、依頼する側が、どういったものが規約違反になるのかを知った上でツール開発をお願いする必要があります。
SOHOさんはあなたの要求通りにシステムを作ります。
その要求が規約に違反しているかどうかは判断しません。

「この仕組は規約に違反するから、どんなに欲しくてもツールの機能に追加してはいけない」と判断できる知識が、依頼する側に必要になります。

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