先日、中国輸入で有名な方がフィリピンに来ていたので、一緒に食事をさせていたきました。
いま日本では「グローバル人材」が求められていますが、彼女はみんなが探し求めている真のグロバール人材の日本代表のような人です。
今は冬季オリンピックで日本代表選手の活躍が連日テレビで紹介されていますが、ネットビジネス界の日本代表選手と一緒に食事をすることができたわけですから、どれほど貴重な時間だったか理解してもらえると思います^^ 多忙な中、時間を作って頂いて本当に感謝しています。
最近「ノマド」という言葉が流行っていて、そんな生き方に憧れる人も多いようです。
ノマドとは「時間、場所などにとらわれないで仕事と収入を得る人」ということです。
しかし実際のノマドは2つに分類できるとされています(「ノマド」というキーワードが流行るきっかけとなった書籍では、もう少し細かく分類されています)。
つまり、(1)世界中を舞台に自由に仕事をし収入を得ている人と、(2)仕事を求めて世界中をさまようことを強制されている人です。
日本のホームページ制作会社を例に取ってみましょう。
日本でサイト一式作るには、60~80万円が相場です。しかし全く同じものをアジアの新興国で作れば3万円です。近い将来、日本のホームページ制作会社が立ち行かなることは自明の理です。
この時、ホームページを作っていたスタッフはどうするか?
道は2つしかありません。これまでのスキルを活かすため3万円でホームページを作る会社に転職するか、全く別の業種に転職するかです。
3万円でホームページを作る会社はアジアの新興国にあります。
この会社からもらえる給料で生活するには、日本の生活費は高過ぎるでしょう。
それまでのスキルを活かすことを選んだ場合、アジア新興国に引っ越すことになります。これが(2)仕事を求めて世界中をさまようことを強制されているノマドです。
先日会った中国輸入で有名な方は完全に自由と富を手にしたノマドです。
しかし彼女はノマドになりたいと思ってビジネスをしているわけではなく、長年好きなことをやって来た結果、振り返ってみたらそうなっていた、ということですね。
高城剛氏も「ノマドになりたいと思ったことはない。ただ時代に合わせて楽しく仕事をしたいだけ」と自著で語っています。
“いつまでもデブと思うなよ”で有名な岡田斗司夫氏や、多数の著書を出版している勝間和代氏も「長年好きなことをやっていたら稼げるようになっていた。最初から稼ぐことを目標にする人は続かない」と言っています。
もう、ノマドになることなんかを目的にするのは止めましょう^^
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