今年に入って、アマゾン輸出について様々な場所で情報が配信されるようになりました。
さらにここに来て、アマゾン輸出関連のツールもいくつか公開されるようになってきています。
アマゾン輸出の情報が錯綜している時期ですが、ツールについても大乱立時代に突入したといっていいでしょう。
アマゾン輸出実践者にとっては、とてもやりやすい環境が整ってきました。
アマゾン輸出用ツールは、主にアマゾン APIを利用して開発されています。
世界中でアマゾン APIの利用者が急増したため、ここ数年間は利用制限が厳しくなってきています。
そんな中、最近とても気になる情報があります。
それは、アマゾンAPIを利用しない、アマゾンの規約違反とも取れる方法で開発されたアマゾン輸出のツールが大量に出回っているようなのです。
アマゾンAPIは、アマゾンが公開しているデーターベースのようなもので、その利用ルールを守っていれば何の問題もありません。
しかし、APIの利用制限が厳しくなっている現在、他の手法で情報を集めるツールが横行しているようです。
たとえば、アマゾン内のある店舗が出品している商品の一覧を取得するため、アマゾンのサイトを巡回して情報を集めるというプログラムが存在します。
このようなプログラムはアマゾンサイトへの負荷を増大させるため、アマゾンの取締の対象となります。
1日数万回、アマゾンのサイトにアクセスを繰り返し、情報を集めます。このような「自動巡回型」のプログラムが世界中でたくさん稼働しているため、アマゾンのサイトに甚大な負荷をかけているわけです。
あなたがこのような自動巡回型プログラムを利用して情報を集めた場合、アカウント停止、あるいはアマゾンが法的処置を取る可能性もあると思います。
厄介なのは、あなたがアマゾン輸出のツールの開発を依頼する時にこのことがわかっていないと、あなたが知らない間に、アマゾンの規約違反のプログラム開発を依頼してしまう可能性があることです。
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