Amazon輸出は要注意! Amazon.comで問題の詐欺とは?
日本で問題となっている「振り込め詐欺」もそうですが、一般人が引っかかりやすい詐欺というのは意外とシンプルです。
Amazon.comで問題となっている詐欺もシンプルです。
日本人は詐欺に関しての注意意識が低いと言われています。
今後、日本からのAmazon輸出実践者が増えると、詐欺師は脇の甘い日本人を狙い撃ちしてくるかも知れません。
Amazon.comの詐欺、その具体的な流れとは?
Amazon.comの詐欺はこういう流れです。
- 詐欺師は(A)と(B)の2人以上のグループを組みます。
- (A)は、Amazon.comで普通に商品を購入します。この場合、FBA出品者ではなく、直接発送している出品者を選びます。
- 商品は出品者の住所から送られてくるため、詐欺師(A)は出品者の住所等の連絡先を知ることができます。
- (A)は(B)に出品者の連絡先を教えます。
- (B)は出品者に対して、「欲しいものがたくさんあるので直接取引したい」と持ちかけます。
- (B)は、偽造(または盗難した)クレジットカードを利用し、商品を大量に購入し、その商品を第三国(例えばタイ、ベトナム、インドネシア等)に発送させます。
- しばらく後、出品者は決済に使われたのは偽造または盗難されたクレジットカードだと知らされます。
- 大量の商品を発送したにもかかわらず、偽造クレジットカードからの入金はなく、配送先は第三国なので調べにくい、と言うことで泣き寝入りになる、というものです。
- (A)が(B)に出品者の連絡先を教えたことは、(A)と(B)以外は知る由もありません。
ヤフオクもそうですが、Amazon輸出でも、顧客との直接取引は危険です。
「Amazon輸出」の高揚感が狙い撃ちされる
ヤフオクでの直接取引による被害や、「ナイジェリア詐欺」などは、比較的知れ渡っている詐欺です。
しかしAmazon輸出についてはまだ日本からの実践者も少なく、「やっとAmazon.comに出店できた!」という高揚感や、「早く儲けたい!」という心理が働くため、単純な詐欺に簡単に騙される日本人が今後急増するのでは?と思っています。
大規模なネットショップだと、月に100万円以上のカード詐欺に遭っていると言われています。
私自身も、1ヶ月で80万円のカード詐欺を、3ヶ月連続で受けたことがありますw
「カード詐欺にあっても、カード会社が保証してくれるだろう?」と思うかも知れませんが、ネットショップの場合、カード会社の保証対象外です。
カード被害が公になりにくい理由とは?
これほど被害が多発しているのに、ネットショップがカード被害にあったという話はあまり聞かないと思います。
これは、ショップ側が公言したがらないためです。
公言したからといって被害分のお金が返ってくるわけでもありませんし、そもそもネットショップとしてあまりカッコの良いことではありません。
また、公言することによって、他の詐欺師のターゲットにされ、被害が更に広がる場合もあります。
海外向けネットショップは更に注意が必要
海外向けネットショップは全てが「直接取引」です。
- クレジットカードに登録されている住所以外の住所には発送しない
- PayPalなど、第三者が「このカードは大丈夫」という保証をしてくれるサービスを利用する
海外向けネットショップでクレジット決済を利用する場合は、このような注意が必要になってきます。
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