先日ご案内しました、Amazon英国からのブランド商品出品に関する警告の続報となります。
ある特定のジャンルに集中して警告が送信されているのが、ここ数週間の特徴です。
だからといって他のジャンルが大丈夫かというと、一概にそうとは言い切れないですね。
今回の警告では「欧州経済領域(EEA)内のブランド商品を保護するため」となっているため、その対象となる商品やジャンルであれば、警告の対象となり得ます。
あとは、そのブランドを販売する権利者が、警告を発するかどうかの問題です。
なお、「Amazon米国は並行輸入を出品していいが、Amazon英国は並行輸入品を出品してはいけない」という情報もあります。
しかし、これは間違っているようです。
むしろ逆で、「Amazon米国は並行輸入を出品してはいけないが、Amazon英国は並行輸入品を出品してよい」というのが、以前それぞれのAmazonのサポートに確認した時の回答でした。
つまり、Amazonサポートによると、Amazon米国では並行輸入品の出品は規約違反になるのですが、Amazon英国ではOK、ということです。
ではなぜ並行輸入品の出品が許可されていないAmazon米国で問題がなく、許可されているAmazon英国でこのような問題が起こるのか?
今回は、並行輸入品と言うよりも、欧州経済領域(EEA)のブランド商品保護という意味合いが強いようです。
これはAmazon輸出と言うよりも、個人輸出全体のハードルです。
Amazon輸出とよく比較されるeBay輸出でも、ブランド品を出品してEEAから警告を受けたという事例が過去に多数あるようです。
今後流行すると予想される、Facebook輸出、Google輸出、iPad輸出でも、同じような問題が起こりそうです。
このような問題はひとりで対策をとることは難しいので、どれだけ情報を共有できる仲間がいるかが重要になります。
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[…] Amazon.ukからブランド品 出品に関する警告文(原文) Amazon.ukからブランド品 出品に関する警告文(翻訳文) Amazon英国から警告 ブランド品の出品は要注意 Amazon英国は並行輸入品を出品してはいけない? […]