今年に入って、Amazon輸出について様々な場所で情報が配信されるようになりました。
さらにここに来て、Amazon輸出関連のツールもいくつか公開されるようになってきています。
Amazon輸出の情報が錯綜している時期ですが、ツールについても大乱立時代に突入したといっていいでしょう。
Amazon輸出実践者にとっては、とてもやりやすい環境が整ってきました。
よく「大掛かりなAmazon輸出用のツールを開発しないのですか?」と質問されることがあります。
世界Amazon輸出入ツールは提供させていただいているのですが、オークファンプロやテラピークのような、なんでもできる万能型の総合ツールは、あえて開発してきませんでした。
なぜか?
それは、Amazon輸出についても、ツールの大乱立時代が来ることがわかっていたからです。
私はプログラマーではないので、ツール開発は苦手です。
開発するとなると、その都度プログラマーに依頼しなければなりません。
ツールが大規模になれば、その管理だけでも毎月ある程度の費用が必要になります。
Amazon輸出がブームになれば、それにともなってツールの大乱立時代が到来します。
自分でツールを開発するよりも、将来提供される様々なツールを、利用目的に応じて安価に利用させてもらったほうが良いと判断したわけです。
ちなみに、Amazon輸出 ツールを開発するには、Amazon APIというサービスを利用します。
Amazon APIとは、わかりやすく表現すれば、Amazonが持っているデーターベースを、あなたにも一部開放します、というサービスです。
Amazon輸出用ツールは、ほぼ100%、このAmazon APIを利用して開発されています。
世界中でAmazon APIの利用者が急増したため、ここ数年間は利用制限が厳しくなってきています。
と言っても、数の制限ではなく、機能の制限です。
以前までは、出品者IDを入力するとその出品者が出品している商品の一覧を出力することができたのですが、現在はできなくなってしまいました。
検索結果に一度に出力できる件数も、現在は100件までとなっています。
Amazon APIの利用制限を突破する裏技的なテクニックもありますが、やりすぎたためにAmazonから警告を受けたり、ツールそのものが強制停止させられるケースもあります。
実際アメリカでは、価格改定ソフトがこの制裁を受け、多数の利用者がパニックに陥ったという事件が1年ほど前にありました。
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