豊洲新市場の用地を購入するとかしないとかで話題の「中国アリババ」は、世界のEC市場でAmazonに対抗しうる唯一の存在です。
そのアリババは、(数年前に買収して傘下に収めた)LAZADAを足がかりに東南アジアを果敢に攻め、さらに巨大な新マーケット「インド」にも巨額の投資を続けています。
Amazonも東南アジアへの進出を公言していますし、インドへも巨額の投資をしていますが、最後のフロンティア「宇宙開発」に関してはAmazonに一日の長があります。
AmazonのCEOであるジェフ・ベゾスが自ら開発の指揮を執る新型ロケット「ブルー・オリジン」で積極的に宇宙開発を進めており、NASAやイーロンマスク率いる「スペースX」などと並んで、この分野ではおそらく世界有数の企業になりつつあります。
Amazonの宇宙開発 アリババにマネできない利点とは?
そんなジェフ・ベゾスは、自社のブルー・オリジンで月まで荷物を運ぶ計画を立てていて、「月へ配送サービス」をNASAに提案しているということです。
最近ジェフ・ベゾスは、ワシントンDC近郊に巨大な自宅を購入しましたが、これは米国のトランプ大統領と積極的な関係を持つための戦略という見方もあります。
ジェフ・ベゾスの新居はホワイトハウスから自動車で15分ほどのところにあり、いつでもトランプ大統領やアメリカ政府関係者と会談することができます。
宇宙開発は米国政府を挙げた一大事業なので、ホワイトハウスに近い場所に新居を構えていれば、自分の宇宙開発に有利だと考えているのでしょう。中国アリババのジャック・マーにはマネできない利点と言えます。
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