いまの世の中、右を向いても左を向いても、詐欺だらけですw
例えば「ことわざ詐欺」。「働かざる者食うべからず」なんてことわざがありますが、いまの社会では「働いていない人(自分のために他人を働かせている人)」が一番儲かる仕組みになっています(^^ゞ そういった意味では、日本国憲法第27条の「労働の義務」も、詐欺と言えますw
日本国憲法 第二十七条
- すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。
- 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
- 児童は、これを酷使してはならない。
そんな殺伐とした世の中ですが、Amazon輸出、eBay輸出も例外ではありません。世界中の海千山千の詐欺師が、Amazonを語ったり、eBayの仕組みを利用して、あの手この手であなたを陥れようとしています。
Amazonでは「Amazonを語ったメール詐欺」が多い
■偽アマゾンにご注意! SMSで個人情報盗む「フィッシング詐欺」が増加
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Amazonでは、「Amazonを語ったメール」による詐欺が多いです。
例えば、「Amazonのサポートです。注文の商品が発送できませんでした。もう一度お名前と住所、クレジット番号を入力してください」とウソの案内して個人情報を盗んだり、Amazonのサポートからのメールを思わせて添付ファイルを開かせ、パソコンをマルウェアに感染させてしまうような詐欺です。
この場合の最良の対処法は、メールを開かないことですが、そうはいっても「Amazonサポートから重要なご案内」となっていれば、反射的に開いてしまうでしょう。メールを開くだけでなく、リンクをクリックして個人情報を入力してしまうと、まんまと詐欺師の術中にはまることになります。
また、そのメールに添付ファイルがあっても、絶対に開いてはいけません。添付ファイルを開いたら最後、あなたの知らない間にあなたのパソコンがマルウェアに感染し、パソコンに保存さているさまざまな情報、数々のプライベート写真、各サイトのパスワード、(ネットバンクを利用しているなら)銀行取引履歴や預金残高、クレジット番号などの全てが、詐欺師に丸見えになります。ウェブカメラも乗っ取られて、あなたの部屋の様子が詐欺師から見放題になります。これは、あなたのパソコンがマルウェアに感染している間、ずっと続きます。
偽eBayへ誘導してお金を振り込ませる手の込んだeBay詐欺の手口とは?
■自動車ネットオークション詐欺で巨額の利益を得る犯罪者の巧妙な手口 – シマンテック
[blogcard url=”http://news.mynavi.jp/articles/2016/12/25/symantechfbi/”]
このeBay詐欺はAmazonのメール詐欺のような単純なものではなく、とても巧妙で、手が込んでいます。まず、広告を作って顧客リストを集め、その相手にマルウエアを仕込みます。偽のeBayへと誘導してお金を振り込ませるというものです。
広告などを使い自動車に興味を示す候補者を探し出し、カスタム設計のマルウェア「Trojan.Bayrob」を流し込む。目的の自動車がほしい被害者は、偽のeBayへと巧みに誘導され、仲介人の銀行口座を通して、グループに送金してしまうという仕組み。
手が込んでいるのが、感染していない端末からは該当オークションは存在していないように見える仕掛けや、販売が一旦終了したように見せかけ、再度自動車が販売に出されたと通知するなど日常的なビジネスと変わりない様相を演出し、信頼性を得るために偽の運送会社の設立まで行っている。
闇ウェブの存在やその危険性を知ることは、ネットビジネス実践者の常識です
あなたがブラウザーから見ることができるインターネットの情報は、実はネット上にある情報のごく一部に過ぎません。ほとんどの情報は「闇ウェブ」という場所に拡散しています。この「闇ウェブ」では、買えないものはないと言われ、麻薬、児童ポルノ、偽造パスポート、偽札、個人情報、サイバー攻撃、殺人請負、武器など、あらゆるものが手に入ります。
例えばあなたがマルウェアをばらまいて詐欺で一儲けしたいのであれば、それに必要なプログラムは全て「闇ウェブ」で手に入ります。しかも詳しい解説書付きで、中にはメール相談でサポートを受けることができるものもありますw 購入したマルウェアに不具合があれば修正版をもらうこともできますし、返品にも応じてくれます。
こういった至れり尽くせりの「マルウエア(=犯罪ツール)」などが売られているのが、闇ウェブです。
バイキング・シリーズは、なぜサーバーを利用していないのか?
私のサイトで提供しているAmazon輸出ツール「バイキング・シリーズ」は、「サーバーには個人情報を保管しない」というルールを厳守しています。なぜなら、「サーバーに保管した個人情報を盗むことは、意外と簡単」だからです。サーバーの管理スタッフがサーバーの情報をのぞき見るだけでそれを盗むこともできますし、そうでなくても、いまご説明した「闇ウェブ」や「マルウェア」の存在を知れば、それが誰でも簡単にできることがあなたにもおわかりいただけるでしょう。
実際には、サーバーにマルウェアを感染させることは至難の業ですが、そうではなく、サーバー管理者のパソコンにマルウェアを感染させてしまえばいいわけです。この方法であれば、はるかに簡単です。
例えば私のパソコンにマルウェアが仕込まれてしまい、そのパソコンでAmazon輸出ツールのプログラムが保管されているサーバーを操作したり管理したとします。サーバーを操作した記録はマルウェアを経由して外部に流されてしまいますから、結果的にサーバーの情報が外部に漏洩することになるわけです。しかも私自身は、そのことに気がつきません(^^ゞ
バイキング・シリーズを利用されている個人のパソコンの管理は個人の責任ですから、私はそこまで関与できません。しかし、私のサーバーの管理は私の責任ですから、そこから利用者の個人情報を漏らすことは絶対にできません。ツール利用者としても多大な不利益を被ります。
しかも、サーバーに保管されている個人情報が盗まれたことは、サーバー管理者にもツール利用者にも分かりません。気がつくまでずっと盗まれ続けます。こっそり盗まれているわけですから当然ですが、見方を変えれば「盗まれたというニュースがないのだから安全だ」ということではないわけです。
セキュリティソフトは欠陥だらけ
ちなみにこのようなご説明をすると、「パソコンにセキュリティソフトをインストールしていれば安全でしょう?」と反論されることがあります。しかし、そもそも世の中に出回っているセキュリティソフトがなんのあてにもならないことは、「闇ウェブ (文春新書)」などの書籍を読めば誰でも分かります。
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