Amazon輸出の最新情報を配信したり、毎日多数の相談を受け付けているとわかることがあります。
それは「誰もがびっくりするようなAmazon輸出の新しいノウハウは、もう現れないかも知れない」ということです。
9月にAmazon”輸入”の書籍がたてつづけに3冊出版されました。
内容はどれも素晴らしかったですし、書籍を書き上げる様々な苦労もわかるので、出版までこぎつけるのは本当に大変だったと思います。
それでも、Amazon輸入のノウハウについては、5年以上前のそれとほとんど変わっていないという印象を受けます。
これはAmazon輸入に限ったことではなく、eBay輸出やアフィリエイト等の、ネットビジネスのほとんどの分野で同じ事が言えますね。
唯一の例外はSEO対策ですねw
SEOはGoogleが仕様を変更するたびに「SEOの常識が変わった!」ということで新しい書籍、セミナー、情報商材などが飛ぶように売れます。
SEO業界は「Googleに翻弄されている」と言いつつも、Googleのおかげでこれからも定期的にカンフル剤が打ち込まれることになります。
そしてAmazon輸出ですが、今後はどうなるのか?
新しいノウハウが出尽くしてしまったあとに重要になるノウハウは3つに絞られます。
つまり、実践編で紹介した
(1)独自の仕入先
(2)ネットショップとの連動
(3)顧客リストの収集
です。
「独自の仕入先」とは、カメラ買取サイトを1万円で作ったり、秋葉原やその周辺の店舗との提携、中国の工場でのオリジナル商品開発などになります。
「ネットショップとの連動」には、ネットショップ構築のノウハウやSEO、PPC広告での集客方法、「顧客リストの収集」では特殊な仕組みの導入などです。
この3つのノウハウは、独自で動かすよりもそれぞれを連動させて相乗効果をねらった方が効率的です。
結局、Amazon輸出はネットビジネスという大きな土台の上に成り立っています。
これまでは「Amazon輸出」という小さな領域の中で様々なノウハウを競って売上を上げようとしてきました。
今後は、いかにネットビジネスという大きな土台を駆使していくかが、その後に大きな差となっていくと思います。
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