Amazon輸入に潜む7つのリスクとは?

Amazon輸入に潜む7つのリスクとは?

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Amazon輸入に潜む7つのリスクとは?■ Amazon輸入に潜む7つのリスクとは?

■Amazon輸入の可能性については既述のとおりですが、Amazon輸入にもいくつかリスクがあります。

どのようなビジネスにも利点とリスクがあります。
重要なことは、リスクを知ってあらかじめ対策することです。

■Amazon輸入7つのリスクとは?
(1)商品破損のリスク
(2)欠陥商品のリスク
(3)関税のリスク
(4)月収20万円以上にするには、スペースとスタッフの固定費がかかる
(5)まとまった仕入れ資金が必要(クレジットカードの限界)
(6)仕入先がAmazon1ヶ所のみ
(7)グローバルFBAがどのように影響するか不透明

それぞれについて確認してみます。

(1)商品破損のリスク
海外からやって来る荷物には、国内では考えられないような壊れ方をしている場合があります。

外側のダンボールが潰れていることはしょっちゅうで、DVDボックスが潰れていること、ケースが粉々になっていることなどもあります。

海外アマゾンの販売元と交渉して返金してもらう方法もありますが、現実的には不可能です。

配送業者(FedEx、EMS等)と交渉すれば保証してくれることもありますが、この作業は意外とめんどうですし、数が多くなれば、「本当に最初から壊れていたのか?」と疑われるかもしれません。

壊れている部分を直せば出品できることもありますが、その作業もめんどうです。
受け取った相手に修復した跡を分からないようにすることは、事実上不可能でしょう。

そして修復できないものはゴミ箱行きになります。

(2)欠陥商品のリスク
意外と多いのが、中古品を購入した際の欠陥商品です。
CDボックスで10枚入りのものが9枚しかなかったり、合計は10枚だけど、同じものが2枚入っていたりします。

私もビートルズのCDボックスを購入した際、中身が違っていたことがありました。
「Please Please Me」というアルバムが2枚入っていたのですw

自分で気がつけばいいのですが、知らずにFBAに出品したので、購入者から指摘を受けて気が付きました。
当然最低の評価をつけられ、ショックを受けた経験がありますw

商品の欠品は、破損より証明しづらいこともあります。
「Please Please Me」が2枚入っていたなんて、なかなか信じてもらえませんw

(3)関税のリスク
Amazon輸入には関税のリスクがあります。

特に発送元の住所が海外の転売業者だったり、商品の数が多い場合、関税をかけられるケースが多いようです

(4)月収20万円以上にするには、スペースとスタッフの固定費がかかる
最初の資金さえあれば、Amazon輸入で月収20万円になるのは比較的簡単と思います。
しかし月収100万円はハードルが高くなり、リスクも高まります。

月収100万円を維持するには、単純計算で、毎月230万円以上を仕入れなければなりません。

また、月収の100万円がそのまま手元に残るのではなく、その中から事務所費やスタッフ費、交通費などを差し引いた金額(80万円程度?)が実際の月収となります。

(5)まとまった仕入れ資金が必要(クレジットカードでも可)
4のとおり、月収100万円となると、その仕入れだけでかなりまとまった金額が必要になります。

クレジットカードも利用できますが、限度額の問題もでてきます。

このあたりがAmazon輸入で月収20万円か100万円かの壁になりますが、「お金をかき集めて仕入れする」というのは考えものです。

(6)仕入先がAmazon1ヶ所のみ
仕入れに使える海外のAmazonはいくつかありますし、それは増える傾向にあります。

しかし、Amazon輸入は、大きなAmazon1ヶ所から仕入れていることになります。
品揃えも価格も、どのAmazonもだいたい同じようなものです。

仕入先の分散(リスクの分散)としては不安材料になります。

(7)グローバルFBAがどのように影響するか不透明
グローバルFBAとは、世界中のAmazonFBAがひとつになって、Amazon輸入、Amazon輸出がとても便利になるというサービスです。

数年後に導入されると噂されています。

グローバルFBAがAmazon輸入にどのような影響を与えるかはまだ不透明ですが、Amazon輸入、Amazon輸出が便利になることにより、わざわざあなたから購入しなくても、直接海外のAmazonから輸入する人が増える可能性があります。

■なお、リスクを書きましたが、どのようなビジネスでも、必ずリスクがあります。
Amazon輸入だけ特別にリスクが多いというわけではありません。

アフィリエイトでもホームページ作成会社でも、あなたの知らない多くのリスクがあります。

リスクがあるからこそ、ライバルが自然と少なくなり、儲かるチャンスが生まれます。

重要なのは、「予めリスクを知って、対応する」ということです。

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