[blogcard url=”http://wnep.com/2017/01/14/amazon-says-it-will-create-100000-jobs-across-the-u-s/”]
[blogcard url=”http://www.cnbc.com/2017/01/09/alibaba-to-discuss-expansion-plans-with-trump-company-aims-to-create-1-million-us-jobs-over-the-next-5-years.html”]
AmazonのCEO ジェフ・ベゾスと、中国アリババの会長(元CEO)ジャック・マーが、ほぼ同じ時期に似たような発言をしました。しかしその結果、両者の評価は分かれてしまったようです。
1月上旬、AmazonのCEO ジェフ・ベゾスは、今後アメリカで10万人の雇用を増やすと宣言しました。そして同時期に中国アリババのジャック・マーは、100万人、つまりAmazonの10倍の雇用を増やすと宣言しました。
Amazonの10万人は好意的に受け取られています。しかし、中国アリババの100万人は「そんな戯言は信じられない」と反感を買っています(^^ゞ ジャック・マーが約束した「100万人の雇用」はあり得ない、ということですね。
[blogcard url=”http://www.marketwatch.com/story/alibaba-promises-trump-1-million-jobs-but-dont-believe-it-2017-01-09″]
「アリババの100万人雇用増」があり得ない理由は、各企業の現在の従業員数にあります。
(※Etsyとは、ハンドメイド専門の出品・販売サイトです。)
これを見ると、従業員数はAmazonがダントツで多いのがわかります。Amazonには専用の倉庫があり、一部の配送も自ら行っているので、そのための人員が多いのでしょう。すでに23万人いますから、「10万人増やす」という言葉にも信憑性があります。
ところがアリババは、現在36,500人しかいません。それを「100万人増やす」と言っているわけです。最も多いAmazonでも23万人ですから、その4倍以上にすると約束したわけです。これでは誰もジャック・マーの言葉を信用しないでしょう。
ちなみに中国アリババのジャック・マーは、「生まれ変わったら、アリババのような会社の経営者にはなりたくない」などと発言したことがあります。おそらく大きなプレッシャーなどからそう言ったようですが、アリババのような世界的企業で忙しく働くのは、あまり好きではないようです(^^ゞ
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