海外発送会社の違法行為から身を守る方法

海外発送会社の違法行為から身を守る方法

海外発送会社の違法行為から身を守る方法

「海外発送会社はどこを選べばいいですか?」
毎日たくさんのAmazon輸出の相談を受けていると、海外発送会社に関するご質問をよくいただきます。

ドラッガーは2000年頃に発行した「ネクストソサエティ」で、「配送を制するものがeコマースを制す」と既に予言していました。
実際Amazonは配送システムで成功し、楽天やヤフオクは大きく後れを取っています。
Amazonが特許を取得した「注文が来る前に発送する」システムや、小さなヘリコプターのようなもので配送する仕組みなどは、ネット上では面白おかしく紹介されています。

しかし”配送を制覇する”ことのは、eコマースでもっとも重要な戦略の1つです。
Amazonが、クロネコヤマトや佐川急便のような配送会社を始めるという噂もあります。

そして、Amazonが配送を制覇したことで成功したように、あなた自身も「配送」について真剣に考える必要があります。
冒頭の「海外発送会社はどこを選べばいいですか?」というご質問が増えている理由は、そういった背景があるからだと思います。

海外発送会社を選ぶ基準は、どこに配送するかによって異なります。
つまり、米国なのか、欧州なのか、海外のFBA倉庫に直送するのかなどによって、最適な発送会社が異なるからです。
全てにベストな発送会社はありません。どこも一長一短あります。

更に厄介なのは、ライバルより安い料金で勝負するため、違法行為をしている発送会社が少なからずあるという事実です。
今年に入って海外発送会社が増えてきて、価格競争が始まっている影響だと思います。

そのことをあなたに説明していればまだいいのですが、実際は隠れてやっています。
「私たちはライバルより安くするため、違法行為をしています」と言ってしまっては、いくら料金が安くても利用する人がいなくなり、そもそも捕まってしまいます。

また、「スミマセン!今まで違法行為をして料金を安くしていました」と、過去の過ちを告白することもできません。
裁判で訴えられたら、そこでジ・エンドだからです。
海外発送会社は継続できませんし、その経営者は一生ビジネスをすることができなくなるかもしれません。

要するに海外発送会社の違法行為は、これから先もずっと、表面に出てくることはありません。
そこで、「海外発送会社の違法行為から身を守る方法」が必要になるわけです。

と言ってもその手順はとても簡単です。
(1)海外発送会社が犯しがちな違法行為にはどのようなものがあるかを知る
(2)それに対応する方法を知る
この2つだけです。

今年に入って海外発送を代行してくれる会社が増えてきました。
サービスが増えて料金が安くなるなら、利用者としては歓迎すべきです。
しかし実際にはこんな裏があるわけです。
身を守る方法はありますが、根本的な解決方法はまだ見つかっていません。

ライバル発送会社のスタッフが、スパイとして入り込んでその発送会社の不正を暴く、なんてことが今後あちこちで起こるかもしれません><

あなたにとって一番やっかいのは、ネット輸出塾がある特定の海外発送会社と提携していたり、塾の中のサービスに含まれてしまっているケースでしょう。
なぜなら、そのネット輸出塾の会員は、本当に良い発送会社やその見分け方のコツなどを教えてもらうことができないまま、そのサービスを押し売りされるからです。

その塾が、発送会社から裏金をもらっていないことをただ祈るしかありません^^;

実は私自身も1年以上前に同じ過ちを犯しましたが、半年以上前に気がついて手を引きました。
だから、何のしがらみもなく正しい情報をあなたに伝えることができるわけです(笑)

日本の海外発送サービスは、現在こういった問題を抱えて迷走中ということだけでも知っておいたほうがいいでしょう。

ある信頼できる海外発送会社の経営者から、こんな話を聞いたことがあります。

「海外の郵便局は、実は止まりやすい」

海外発送には大きく分けて2つの種類があります。
郵便局がやっているサービスを利用する方法と、フェデックスやDHLがやっているサービスを利用する方法です。
実際にはもっとたくさんの種類がありますが、ここでは郵便局のEMSがなぜ止まりやすいかについて考えてみたいと思います。

私はいま、フィリピンにいます。
日本のネットショップで買ったもので、直接フィリピンに届けてもらえない商品もたくさんあります。
ネット輸出入ビジネスをしている人なら一度は経験することですので、ここでその理由を説明する必要はないでしょう。
この場合、日本国内の海外発送代行サービスを利用していったんそこに送り、そこからフィリピンに送ってもらうことになります。

ここでは、郵便局のEMSがよく利用されます。
EMSは送料も安く税関で止まりにくいことで有名です。
税関で止まらなければ到着も早くなります。
だから、海外発送会社もEMSをよく使うのです。

にも関わらず、冒頭の「海外の郵便局は、実は止まりやすい」ということはどういうことなのか?

これは私自身が実際に経験したことです。
あるとき私は、日本のネットショップで購入した商品を、フィリピンに直接届けることができなかったので、いったん日本国内の発送代行会社に送りました。
発送代行会社はそこから私のフィリピンの住所に「EMS」で送ります。
そして、私の住所に近い配送センターに到着しました。
ここまでは特に順調ですし、到着までの日数も標準的でした。
配送センターから私宛に「荷物が届いているので取りに来るように」というメッセージが、携帯のSMSメッセージ(テキスト)と郵便の両方から届きました。

(ここで2つの疑問が生じます。なぜ自宅まで配達せずに、配送センターまで取りに来させるのか? またなぜその連絡手段に携帯のメッセージと郵便が利用されたのか)

私はこの時、1つの実験をすることにしました。
つまり、永遠にこの荷物を取りに行かなかったらどうなるんだろう?という実験です。
配送センターからの連絡を完全に無視し、放置することに決めました(笑)

3週間後、日本の発送代行会社から連絡がきました。
そう、フィリピンの配送センターではなく、日本の海外発送代行会社からです。
内容は「3週間前にフィリピンに送った送ったあなたの荷物が、日本に送り返されてきた。どうしますか?」というものでした。
私が荷物を取りに行かなかったことで、フィリピンの配送センターが日本に送り返したわけです(ちなみにこの時の返送費用を私は負担していません)。
そこで私は、「じゃあ、もう一度送料を払うので、もう一度同じフィリピンの住所に送ってください」とお願いしました。

同じ荷物を同じ場所に、日本からフィリピンに2回発送したわけです。
さて、どうなったか?

数日後、荷物は無事フィリピンの配送センターに到着しました。
しかし今度はフィリピンの配送センターから連絡が来ません。
携帯のメッセージも来ません。郵便も来ません。

つまり、私の荷物を受け取って保管しているフィリピンの配送センターが、「保管しているから取りに来い」という連絡を、2回目は一切送ってこなかったわけです。
だから私はそのことを知りませんでした。
そして私の荷物は、再度日本の発送代行会社に送り返されてしまいました(笑)
発送代行会社から「また送り返されてきましたよ」という連絡がきて、初めて全ての事実を知ったわけです。

ここで冒頭の「海外の郵便局は、実は止まりやすい」の意味です。

フィリピンではEMSで送られてきた荷物を、自宅まで運びません。
配送センターに保管し、受取人に連絡し、取りに来させます。
その連絡手段は携帯のメッセージと郵便です。
携帯のメッセージをすぐ確認できればいいですが、郵便の連絡は数日かかります。
もうこの時点でずいぶん長い日数が経過していることがわかると思います。

そして2回目です。
配送センターで保管しているのに、私はそれを知りませんでした。
連絡が来なかったからです。
1回目は私が無視したので、それを根に持ったのか、2回目は配送センターが私を無視したわけです(笑)

要するに、日本からフィリピンの配送センターまではいつでもスムーズに送られてくるのに、配送センターのスタッフのせいで止まってしまうということなのです(苦笑)

もちろん全てに当てはまるわけではありませんが、海外ではよく聞きます。

なお、少なくとも私の経験上、フェデックスやDHLではこのようなことは起こりません。
フェデックスやDHLの場合は、自宅まで配達してくれます。
しかしEMSより送料が高く、関税を支払う機会も多くなります。

実は1回めから、EMSではなくフェデックスかDHLで送ってくれる日本国内の配送会社を探していました。
EMSでフィリピンに送るとこうなることは、ある程度予想していたからです。
しかし、フェデックスやDHLで送ってくれる配送会社が見つからなかったので、否応なくEMSで送ってもらったというのが真相です。

フェデックスやDHLで送ってくれる配送会社があれば、ぜひ紹介してください^^;

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