Amazon個人間取引(Peer to Peer)の衝撃度

Amazon個人間取引(Peer to Peer)の衝撃度

Amazon個人間取引(Peer to Peer)の衝撃度

Amazonが個人間取引サービスを始めました。場所はインドのバンガロールです。

「Amazonが個人間取引サービスを始めた」と聞いて、勘のいい人は背筋がゾッと寒くなったはずです。
なぜならこのサービスは、「ヤフオク」、「eBay」、「メルカリ」などと真正面から対立するからです。

とても重要なことなので、繰り返しましょう。

Amazonが、ヤフオク、eBay、メルカリと真正面から対立するサービス始めました」。

これは、転売やAmazon関連のビジネスをしている人、すなわち「せどり」、「ヤフオク」、「Amazon輸入」、「Amazon輸出」、「中国輸入」、「メルカリ転売」などをしている人にとっては、10年に1度のインパクトのあるニュースです。

Amazonが、ヤフオク、eBay、メルカリと真正面から対立するサービス始めた

場所はインドのバンガロールで、まだ試験段階ということです。
ですから、このAmazon個人間取引がこのまま世界中に普及していくのか、あるいは試験段階で終わってしまうのかは、まだ分かりません。このニュースはまだ不明瞭な点が多く、まだ始まったばかりですから、これからいろいろな機能が追加されたり、仕様が変更されることもあると思います。

しかしAmazonは、ある日突然こういったサービスを発表するので、あなたが明日の朝起きたら、「日本のAmazonが個人間取引サービスを始めた」というニュースを目にする可能性もあるわけです。

Amazon個人間取引とAmazonFBAを組み合わせれば、ヤフオク、eBay、メルカリを凌駕するサービスとなり得る

すでにAmazonで販売している人ならご説明するまでもないでしょうが、Amazonで商品を販売する場合は、まずAmazonに商品を登録します。そしてそれがAmazonのサイト内に掲載され、訪問者がそれを購入するという流れです。

ところがこの「Amazon個人間取引」は、ヤフオクやeBay、メルカリなどと同じようなサービスになると予想できます。この「Amazon個人間取引」がどのようなインパクトをもたらすのか、想像してみましょう。

Amazon個人間取引とAmazonFBAを組み合わせれば、ヤフオク、eBay、メルカリを凌駕するサービスとなり得る

たとえば引っ越しの際に電子レンジが余ってしまったとします。これまでであれば、処分に困った電子レンジをヤフオクで出品したり、メルカリで販売したりしていたはずです。

ヤフオクを利用したことがある人なら分かると思いますが、ヤフオクは出品から落札後の対応まで、とても面倒な作業が続きます。特に落札されたあとは、銀行口座を確認したり、落札者と何度もやりとりをしなければならないこともあります。銀行口座の入金チェックやメッセージの送信が少し遅れただけで、悪い評価をつけられることもあります。

ここで、Amazon個人間取引が始まるとどうなるでしょうか?

まず、引っ越しの際に出た不要品の全てを、「FBA倉庫」に預けることができるようになります。引っ越しの時に出る不要品は、電子レンジ1台だけではありません。テレビ、扇風機、衣類、楽器、ゲームソフト、書籍・マンガなど、あらゆるものが不要品として山積みになります。

これまではそのような不要品を、引っ越し業者や不用品回収業者に引き取ってもらっていたはずです。ところがAmazon個人間取引が始まれば、それらの全てを「FBA倉庫」に送ることができるようになります。そして新居に引っ越したあとにAmazonの管理画面を開き、適切な価格をつけたりオークション形式にして販売することができるわけです。

先ほど引っ越しで出た電子レンジをヤフオクで販売する例を挙げましたが、これには大きな欠点があります。出品した電子レンジは、引っ越し先まで持って行かなければならない場合があることです。

引っ越しのために荷造りをして、その結果電子レンジが1台余ったとします。それをヤフオクで処分しようとすると、落札されるのが先か、引っ越しが先か、時間の調整がとても難しくなります。引っ越し前に落札されればいいのですが、先に引っ越しをしなければならない場合は、引っ越し先まで電子レンジを持って行かなければなりません。

ヤフオクに限らず、eBayやメルカリにも、同じような面倒な作業が伴います。ヤフオク、eBay、メルカリなどには、Amazon FBAのような便利なサービスはありません。

ところがAmazon個人間取引とAmazon FBAを利用すれば、そういった手間が一切なくなるのです。いちいち銀行口座を開いて落札者からの入金を確認する必要もありませんし、落札者とのやりとりもAmazonのサポートが代行してくれるでしょう。

ですからAmazon個人間取引は、「ヤフオク」、「eBay」、「メルカリ」などと真正面から対立するのはもちろん、これらのサービスを凌駕する可能性がとても高いのです。

Amazon個人間取引とAmazonFBAを組み合わせれば、ヤフオク、eBay、メルカリを凌駕するサービスとなり得る

このサービスが、すでにインドのバンガロールで始まったわけです。
ヤフオク、せどり・Amazon輸入、Amazon輸出、メルカリ転売実践者であれば、このニュースを聞いて、いろいろな意味で背筋が寒くなったはずです。これらのビジネスをしている人にとって、「10年に1度のインパクトのあるニュース」というのも納得できるでしょう。

Amazon個人間取引が始まると、続々と便乗サービスが現れる

なお、この「Amazon個人間取引」が始めると、次のような便乗サービスが現れます。

つまり、

  • Amazon個人間取引 ネット塾を開校する人が現れる
  • Amazon個人間取引 情報商材をインフォトップで販売する人が現れる
  • Amazon個人間取引 専用ツールを販売する人が現れる
  • 自分こそがAmazon個人間取引の元祖、第一人者、パイオニア、実績ナンバーワンだと主張する人が現れる

などですw

ちなみにAmazon個人間取引が本格的にスタートすれば、バイキング・シリーズにも機能を追加したり、新しいツールとして提供させていただく予定です(当然ですが、追加費用は無料です)。

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