さくらインターネットのVPSサービス

Windowsパソコン用のAmazon輸出ツールは、マックでも動かすことができます

Amazon輸出ツールには、大きく分けると二種類あります。
1つはブラウザ上で動くもの、もう1つはパソコンにインストールするものです。

ブラウザ上で動くツールは、Windowsとマックのどちらからでも利用できます。

一方のパソコンにインストール型も、Windowsとマックのどちらからでも利用できるのですが、主にWindowsパソコンにインストールすることを前提に作られているので、マックでは動かないと思い込んでいる人が多いようです。

実際にブラウザ型のツールを提供している人の中には、「私たちのツールはブラウザ型なので、Windowsでも、マックでも、どちらでも動かすことができて便利です」などと間違った説明をしている場合があります。

わざと間違えて説明しているのか、それとも本当に知らないのかは分かりませんが、どちらにしても、Windowsパソコンにインストールする型のツールでも、マックから動かすことができます。

バイキング・シリーズには、パソコンにインストールするものとブラウザ上から利用するものの二種類ありますが、どちらもマックから動かすことができます。

マックから動かす主な方法には2つあって、1つはマックにWindowsソフトを動かすためのツールをインストールする方法、もう1つは「VPS」を利用する方法です。

今回はVPSを利用する方法をご紹介しましょう。

なお、VPSは、Amazon輸出ツールだけでなく、ヤフオクやeBayなどにも利用できる、とても便利なサービスです。

そもそもVPSとは?

VPSは、別名「リモートデスクトップ」などと呼ばれることもあります。

遠隔地にあるパソコンを借りて、それを手元のパソコンから操作することができる、というサービスです。ですから、その遠隔地にあるWindowsパソコンにAmazon輸出ツールをインストールすれば、あなたがマックを使っていたとしても、そのツールを利用することができるようになります。

VPS(リモートデスクトップ)を選ぶときに間違えてはいけないのは、「Windowsが利用できるVPSを借りること」です。Windows用に作られたAmazon輸出ツールを利用するためにVPSを借りるのですから当たり前のように思いますが、実際にはVPSには、「Linux(リナックス)版)」と「Windows版」の2つあり、一般的にはLinux版の方が費用が安いため、ついLinux版のVPSを申し込んでしまう人がいるのです。

繰り返しているとおり、今回VPSを借りるのは「Windows用に作られたAmazon輸出ツールをインストールする」ことが目的です。にもかかわらずLinuxという全く別の環境のVPSを申し込んでしまっては、何の意味もありません。

ですから、VPSを借りる際は、「Windows版のVPS」を申し込んでください。

ではどこの会社のVPSを利用すればいいのかですが、はっきり言ってどこでもいいです。

以前私は「ウェブキーパーズ(http://jp.webk.net/)」というVPSを利用していました。
今は、「さくらサーバーVPS(http://vps.sakura.ad.jp/)」を利用しています。

変更した理由は特にないのですが、迷ったらこのうちのどちらかに申し込めばいいと思います。

ウェブキーパーズのVPSサービス■ ウェブキーパーズのVPSサービス

さくらインターネットのVPSサービス■ さくらインターネットのVPSサービス

「さくらサーバーVPS」の注意点としては、申込時の費用とは別に、「リモートデスクトップ費用」がかかってしまうことです。「さくらサーバーVPS」は月額費用が安いように見えるのですが、今回のようなリモートデスクトップ機能の利用が必須の場合は、オプションで「リモートデスクトップ」を申し込まなければなりません。結局、合計金額が月1,500円程度になってしまうことに注意してください。

一方の「ウェブキーパーズ」は月1,000円だったと思います。(詳細は各サイトで確認してみてください)。

ちなみに、価格が安くてもサーバーが海外にあるVPSは避けた方がいいです。反応が遅すぎて、使い物になりません。VPSを借りる際は、そのサーバが日本国内にあるものを選択します(ずいぶん前は、ウェブキーパーズのサーバは海外にあったようですが、現在は国内に置かれていると思います)。

VPSの月額費用を取り戻す方法

さて、この「月1,000円」が高いと感じるセラーも多いようですが、Amazon輸出は普通にやって月20万円程度の収入を得られるビジネスですから、作業環境を整えるための月1,000円程度であれば、安いと思います。

あなたの手元にあるパソコンの電源を切っても、遠隔地にあるVPSのWindowsパソコンは、24時間365日働き続けます。Amazon輸出のリサーチや自動価格改定など、思いのままです。しかも外出先やネットカフェ、海外からでもネット回線さえあればVPSにリモートアクセスして操作できます。

それでも「月額の1,000円の元を取りたい」という人は、VPS上でオークションの自動入札ソフトを動かすといいと思います。

ヤフオクやeBay用の自動入札ソフトは、ブラウザ上で動くものだと、機能的にはあまり良くないものばかりです。しかしパソコンにインストールするタイプの自動入札ソフトには、優れたものがいくつかあります。

ですから、この「オークション専用の自動入札ソフト」を、VPSのWindowsパソコンにインストールして動かせばいいのです。そうすれば、ブラウザ上で動く自動入札ソフトを利用しているライバルより、優位に立つことができます。これで、月1,000円の費用の元は簡単に取り戻せるでしょう。

それでもまだ何かないか、という場合は、FXなどの自動取引として利用される「メタトレーダー4」をインストールするといいでしょうw FXで大もうけできるかも知れません(^^)

VPSは規約違反のAmazon輸出ツールにも悪用されている

ちなみに、規約違反のAmazon輸出ツールの利用にも、VPSが利用(悪用)されます。
VPSからAmazonの管理画面にログインすれば、その記録はAmazon側に残ります。ところがそのVPS経由で何か問題を起こしても、別のVPSを契約し直せば、Amazonには「新しい会員」として認識されます。つまり「前科」を隠すことができるのです。

VPSを悪用して、規約違反のAmazon輸出ツールを利用する場合の主な手法は次の通りです。

  • VPSを5台契約する
  • IPアドレスを偽装する特殊なツールをインストールする
  • 一台ずつ、短時間、規約違反のAmazon輸出ツールを動かす
  • それを5台分繰り返す

一台のパソコンから長時間Amazonに接続していると危険なので、VPSを複数台契約して、1台ずつ短時間接続し、台数分をぐるぐる繰り返します。そうするとAmazonはその規約違反のAmazon輸出ツールを特定することが難しくなる、というわけです。

実はつい5日前、私はまたしても某マッチングサイトで、「規約違反のAmazon輸出ツールを作るシステム会社」に遭遇しました。わずか5日前のことだったので、まだいるんだと驚いてしまいました。その悪徳システム会社は、自分が悪いことをしていると知っているため、「私の言っていることが分かりますよね?」といって、サイト内ではなくスカイプでの直接取引をしつこく打診してきました。

この悪徳システム会社と私の具体的な会話の内容は、近いうちにここで紹介したいと思いますw

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