いま、「せどり」が大流行中です。
実践しているせどらーがほんとうに多いですし、先月の音声セミナーで特集をしたところ、大きな反響がありました。
せどりとは、海外のAmazonから仕入れて日本のAmazonで販売する、という意味で表現されることが多いですね。
海外のAmazonへ輸出するというのもせどりになりますが、実践者はほとんどいませんので、「輸出」という意味で使う人はほとんどいません。
■せどり成功のコツは、「SKU」にあります。
SKUとは、Amazonで出品する際の、出品者が自由に設定できる出品コードのことです。
出品する際にSKUをつけないと、Amazonが自動でつけてくれますので、それをそのまま利用しているケースも多いようです。
せどりというと、どうしても仕入れに重点をおく場合が多いのですが、実際やってみると分かる通り、仕入れと同じくらい重要なのが在庫管理です。
ブックオフなどの店頭で仕入れたものを倉庫に置いておくと、「いつ」、「どこで」、「いくらで」仕入れたかなどの仕入れ時の細かい情報が、時間の経過とともにわかりにくくなってきます。
しかし、AmazonにはSKUがあります。
SKUはせどりの在庫管理で非常に役立ちます。
SKUさえしっかり管理しておけば、FBAの自動価格改定ソフトも不要なことが多いです。
また、売れた後に、その商品がどういう経緯で売れていったのかが、手に取るように分かるようになります。
■SKUの特徴は下記のとおりです。
・SKUとは出品者用の商品管理ID
・数字やアルファベットの組み合わせ
・記号や空白は使用できない
・SKUは重複できない
・最小1バイトから最大40バイト以内の文字列
・SKUは他人から見えない
以上のような特徴がありますので、これを活用します。
■そして、私が実際に設定しているSKUは画像のとおりです。
(1)仕入れた時の商品の状態。Nは新品、uは中古
(2)仕入れた年月。1107は2011年07月に仕入れたという意味。以前は日にちも入れていたが、不要なので省略している。
(3)ASINまたはISBNなどの商品コード
(4)仕入れた時の金額を日本円で統一
(5)Amazonで販売した時の利益が出るライン
この金額以上で売れば利益が出て、これ以下の金額だと損益が出る分岐金額
(6)仕入れた時のAmazonランキング
(7)仕入れた場所 acは「Amazon.com」つまりアメリカAmazonのこと
(8)SKUが重複した時の通番用 使用しない場合もある
ちなみにこの設定例は34バイトです。
あと6文字追加可能です。
■SKUというのは、自分で一つ一つつけなければならないので、めんどうな面もあります。
せどらーがSKUの設定をサボっているのは、ただ単に面倒なんだと思います。
私の場合は、例えば日本Amazonと海外Amazonで商品をサーチして仕入れる時に、このSKUが自動的に生成されるようにしています。
つまり、
「この商品は新品で、日本Amazonの価格は10,000円、アメリカAmazonの価格は76ドル、ランキングは4,560位かぁ?」とエクセルを使って仕入れの判断をしている間に、SKUが自動生成されるようにExcelに計算式を埋め込んでいます。
その商品を仕入れてAmazonに登録する時、自動で作られたSKUをExcelからコピーするだけです。
■このように、SKUにできるだけ情報を詰め込んでおくと、様々なメリットがあります。
・価格改定の時は、(5)を確認しながら、
・売れ残っているときは、仕入れた年月やランキング、
・また無事に売れたときは、「このカテゴリーのこのくらいのランキングが、このくらいの間隔で売れた」という記録になります。
繰り返しですが、商品サーチの流れでSKUを自動的に生成されるようにしておけば、面倒な事は何もありません。
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