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Amazonで領収書を発行する最も簡単な方法

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領収書?

■せどりは物販ですので、領収書を発行しなければならない時がたまにあります。
領収書というのは、何かの商品やサービスを売った(買った)際に、その商品とお金を確かにやりとりしたことを文書で残しておくことです。

領収書というと、居酒屋さんの会計の時のあれを思い浮かべる人も多いと思います。

■せどりで領収書の発行する際に面倒と思うことは2つあります。

それは、
・領収書の用紙そのものを用意すること
・領収書を郵送すること
です。

■領収書に関する法律
まず、領収書を規定した法律を確認してみます。
領収書は民法に規定があります。


民法第四八六条

弁済者ハ弁済受領者ニ対シテ受取証書ノ交付ヲ請求スルコトヲ得

つまり、買った人は、売った人に対して、買ったことを証明する書類の発行を請求することができる、ということです。
逆に言うと、せどらーとして領収書の発行は拒否できません。

あとは印紙税くらいで、特に規定はありません。
つまり、居酒屋さんで見かける領収書と同じでなくてもオッケーですし、複写してそれを保存する義務もありません。

■《面倒なことその1》領収書そのものを用意すること
勘違いしているせどらーが多いのですが、「領収書」の大きさや用紙には法律上何の決まりもありません。
もちろん、保管に適した大きさや素材であるとか、自分と相手の名前や日付を書くとか、社会通念上の常識はありますが、居酒屋でよく見かけるあの用紙でなければならないという決まりはないわけです。

「”領収書を発行してくれ”と急に言われて100円均一に買いに走った」という事をよく聞くのですが、ワードやExcelで用意しておけば、そんな必要はないわけです。

私自身は次のページの画像のように、雛形をExcelで用意しています。

相手の名前と品目、金額を入れて印刷ボタンを押すだけです。
日付等も自動的に入力されるようになっています。

用紙はA4サイズです。

Amazonやイーベイ等のページから注文者の名前や住所をコピー&ペーストすれば、手書きで間違えて書き直し!なんてことも起こりませんね。

エクセルで領収書を作る例

■《面倒なことその2》領収書を郵送すること
次に面倒なのは、領収書を郵送することです。
作った領収書を印刷し、封筒に入れて、切手を貼って、郵便ポストに投函する必要があります。

しかしこれも、ほとんど全て省略することができます。
郵便局の「Webレター」を利用する方法です。

Webレターで領収書を発行する手順は、
(1)ワードやExcelで作った領収書をファイルに保存
(2)Webレターのサイト上でファイルをアップロード
(3)宛先を指定し送信
(4)相手側には「印刷された状態で郵送」されます

ポイントは、印刷された紙が相手に届く、というところですね。

Webレターは、自分で印刷する必要なく、郵便局が紙に印刷してくれます。
さらに、自動的に配達先に一番近い郵便局が選択され、印刷、配達してくれるので、ポストに投函するより早く着くことが多いです。

ファイル形式のままでいいのなら、メールの添付ファイルで送るのが一番簡単ですが、印刷された状態で紙として相手に届く方法としては、Webレターが便利です。

「印鑑」の部分は、「AIR 印鑑」などのソフトを利用してワードやExcelに挿入しておくとカッコいい領収書になります。

Webレターは「印刷された紙が相手に届く」ので、領収書以外でもいろいろな使い道があります。

■なお、毎月大量の領収書を発行する必要がある場合は、もっとシステマチックな仕組みを考える必要があります。
ここで紹介したのは、月にせいぜい10件程度の領収書を発行するせどらーを対象にした方法です。

また、印紙を貼る必要がある場合、Webレターは利用できないですね。

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