■ここ数日、円高のニュースを良く耳にしますね。
円高で、iPhoneのアプリが一斉に値下がりしたりなど、各地で円高還元セールをやっています。
円高の場合、海外から輸入して日本で販売する、いわゆるAmazon輸入が有利になると言われています。
円高の影響で海外で安く買って国内で高く売れるため、輸入業者は有利になるわけです。
■しかし、この円高、私の経験では、特にAmazon輸入には無関係です。
むしろ、あわてて大量の仕入れをしてそれが不良在庫になるケースもあります。
円高はつまり「海外で安く買える」ということですが、国内の全てのせどらーも同じく円高の恩恵を受け「海外で安く買る」わけです。
日本国内の相場が10,000円のABCという商品を、海外アマゾンで日本円で3,000円で購入できたとし、単純に7,000円の利益が出そうだとします。
このお宝商品をあなたが見つけた時、喜んで大量に仕入れると思います。
しかしライバルせどらーがこの儲かる商品に気がつくのは時間の問題です。
もしかしたらあなたより先に大量に輸入しているかも知れません。
10人のせどらーがこの儲かる商品に気がついて輸入した場合、今まで国内で10,000円で売られていたABC商品を10,000円で売り続けるのは難しくなります。
なぜなら、10人のうち、少なくとも1人は5,000円で売るせどらーが現れるからです。そしてそのABC商品はすぐに値崩れし、あまり儲からない商品になり、不良在庫になる場合もあります。
■・ライバルが簡単に手に入れられないものを扱う
・日頃から海外の銀行にドルで預けておき、ドルで売買する
・円高でも円安でも、ライバルの動向や扱う商品によっては、大して儲からないし、大して損もしないことをあらかじめ知っておく
普段からこう言った知識が必要になります。
急激な円高や円安は、Amazon輸入にとって「チャンス」ではなく「荒波」と考え、大量の仕入れはよく検討してからにした方がいいようです。
■また、あるビジネスをしている人は、「円高の時は、輸出の方が儲かる」というケースもあります。
この「円高の時は、輸出の方が儲かる」というケースを知っておくと、輸出入ビジネスの幅を拡げることができます。
*「円高の時は、輸出の方が儲かる」あるビジネスについては毎月の音声セミナー、会員メール相談にて詳しくご説明しています。
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