ペイオニア欧州(PayoneerEU.com)に問い合わせてみた
ここ1,2ヶ月で急速に広がった「ペイオニア」というサービス。
アメリカでは、ビジネスの売上げは、法人用の銀行口座で受け取らなければならないというルールがあります。
Amazon.comでの売上げも同様に、Amazonが指定した国の法人用銀行口座での受け取りが必須となっています。
ペイオニアのサービスが知られるまでは、ユニオンバンク カリフォルニアアカウント口座サービスが主流でした。
しかし、上記のサービスは個人用の銀行口座の為、数々の問題が発生する事象が確認されていました。
そこに登場した「ペイオニア」。
アメリカの法人銀行口座をレンタルできるこの「ペイオニア」のサービスは、今後のAmazon輸出の必須アイテムになっていくと思われます。
ところで、ペイオニア欧州というサイトがあるのをご存知ですか?
http://www.payoneereu.com/
欧州への配送は複雑で難問だらけです。
関税やVAT、EORIなど配送のプロフェッショナルであるAsh Martさんの担当者も、「欧州は難しい」と吐露していました。
「ペイオニア欧州」というタイトルを見れば、これらの難問を解決してくれるのでは?と期待が高まります。
しかし、サービス内容はまだ限定的のようです。
サポートに問い合わせたところ、「Amazon欧州でも、米国のペイオニアをそのまま利用できます」という返事がきました。
つまり、ペイオニア欧州は欧州の法人銀行口座を貸してくれるサービスではないようです。
将来的には欧州の銀行口座を貸してくれるサービスを始めるかもしれません。
Amazon.comが飽和しつつある今、Amazon輸出の先駆者の目は、欧州とアジアに向いています。
欧州進出のハードルを少し下げる意味でも、ペイオニア欧州の今後に期待したいと思います。
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