Amazonインドで成功したければ江戸川区西葛西に行け!

■インドのEC市場、世界2位に 34年までに米国上回り中国に肉薄

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■Amazon Launches P2P Test In India

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Amazonインドは世紀の大チャンス! 今すぐ進出のきっかけをつかめ

Amazon輸出でいま最も熱い国・地域と言えば、「Amazon東南アジア」と「Amazonインド」でしょう。

私がいるフィリピンでLAZADAとAmazonが激突しているのは先日ご紹介したとおりです。

さて、もう一つの注目国「Amazonインド」はどうでしょうか。近い将来、中国を抜いてインドは世界で最も人口の多い国になります。Amazonの世界全域で占める売上の割合は、第1位がAmazon米国で、第2位はAmazonインドになるといわれています。

それを見越してAmazonは、インド人が60分でAmazonセラーになれる「TatKal」というサービスを始めました。これを利用して数ヶ月で1万3000人以上の「Amazonインド人セラー」が誕生しました。

ところがこの世紀の好機に、日本人は指をくわえて見ているだけです。日本人がAmazonインドを利用してAmazon輸出をするには、インド国内での法人設立や銀行口座などが必要です。しかしそれができないためにほとんどの日本人は、この千載一遇の大チャンスを生かすことができていません。

Amazonインドを攻略したいなら、東京都江戸川区西葛西へGO!

あなたがAmazonインドを攻略したいなら、まずはインド人の友だちを見つけることが手っ取り早い方法となるでしょう。しかし、日本にいながらインド人の友だちを見つける都合のいい方法などあるでしょうか?

私は5年間ほど、東京都江戸川区の西葛西というところに住んでいたことがあります。この「西葛西」は、実はインド人がとても多く住んでいる、日本でも有数の場所なんです。以前は「タモリ倶楽部」で東京のインド村として西葛西が紹介されましたし、マスコミでも時々「インド人が集まる特異な場所」として西葛西が紹介されることがあります。

■なぜ東京・江戸川区にインド人村が誕生?

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■日本のリトル・インディア!インド人が多い町「西葛西」でインド巡り

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Amazonインドで成功したければ江戸川区西葛西に行け!■ インド村は、西葛西駅の北側に集中している

なぜ西葛西にインド村ができあがったかは諸説ありますが、私の考えでは、「東西線西葛西駅から1本で丸の内の会社に通うことができ、かつ家賃や生活費が安いから」だと思っています。日本に来るインド人は、優秀な人が多いです。その優秀なインド人の多くは、日本経済の中心地である丸の内にある一流企業の会社員として仕事をしています。西葛西には東西線が走っていて、電車一本で大手町駅まで行くことができます。ですから、丸の内への通勤がとても楽なのです。しかも江戸川区は他の地域と比較して家賃や生活費が安く、福祉も充実し、子育てがしやすいという特徴があります。総合的に暮らしやすい街なのです。おそらくこれが、西葛西にインド村ができあがった理由でしょう。

あなたが西葛西でインド人と友だちになる「秘策」とは?

では、どうやって西葛西でインド人と友だちになればいいでしょうか?

西葛西では、インド人が経営するインド料理店や小さなスーパーがいくつかあります。またインド人による集会やパーティなどが定期的におこなれています。しかしそこに見ず知らずの日本人が訪ねていっても、すぐに友だちになることはできないでしょう。

ここは少し工夫して、「取材させてください」と持ちかけるといいと思います。例えばあなたがブログを運営しているなら、「ネットメディアの取材をさせてください」と言えば、すぐに応じてくれるでしょう。輸出入のビジネスをしているなら「貿易ビジネスの取材」、学生なら「文化祭の取材」など、取材をさせて欲しいと持ちかければ、喜んで受けてくれるはずです。

ただ単に、「ビジネスの話を聞きたい」とか「会ってお茶でも」とかでは、相手もヒマではないので応じてくれないでしょう。しかし「取材をしたい」と言えば、会ってくれる可能性が高まります。

ちなみにこの「取材をしたい」という交渉は、どんな場面にも応用できます。私もフィリピンにいると、Facebook経由で「フィリピンの輸出入ビジネスについて教えて欲しい」とか、「東南アジアで発送代行ビジネスを考えているので、話を聞いて欲しい」というメッセージをもらうことがよくあります。こういったケースはほとんどが時間のムダになるので断りたい気分になるのですが、「あなたは素晴らしい! 私はあなたにとても興味がある。ぜひ取材させて欲しい」と言われると、ちょっと会ってみようかなと思ったりしますw

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  1. 西葛西に在留するインド人は、何の目的でそこにいるのでしょうか?

    • こんにちは(^_^) 江戸川区西葛西は、東西線という地下鉄が通っていて、大手町まで乗り換えなしで約25分で行けます。また快速が「止まらない」ことで比較的家賃が安いのに、駅前やその周辺にはさまざまなお店がたくさんあり、周辺の駅を圧倒する利便性があります。つまり、「都心まですぐに行くことができ、生活費が安く、生活しやすい」という特徴があるわけです。また江戸川区は、子育てをしている家庭を優遇した政策をとっていることでも人気があります。日本にいるインド人の多くは、その優秀さから日本の大企業に勤めている人が多いので、大手町まで一本で行くことができ、住みやすい西葛西に自然と集まってきたのだと思います。

      • 早速のご回答、ありがとうございます!
        日本に在留するインド人は、専らIT関連産業に従事する優秀者が多いんですね。
        現在私は、シンガポールに滞在していますが、インド人労働者は様々です。
        IT産業に従事するものから、巷で見かける圧倒多数は、やはり肉体労働者です。
        建設現場や清掃業で、中華系やその他の人種を見ることは、もはやありません。
        外国人雇用に厳しいシンガポール政府(MOM)ですが、職種を差別化してビザを発行することで、抑制と均衡を保っている印象です。
        彼らはEPという管理職・ホワイトカラー向けのビザではなく、WPという単純肉体労働者向けのビザで外貨を稼いでいます。
        日本は依然、移民政策に及び腰ですが、どこかで真摯に移民政策を本腰を入れて、検討実行する必要性がありそうですね。
        シンガポールのような小さなマーケットにあっては、彼らの消費経済行動はもはや軽んじる事ができない大きな存在です。

        • こんにちは。シンガポールにお住まいなんですね。日本のネットビジネス成功者の多くは、シンガポールに移住しているか、これから移住を希望している人が多いようです。法人税が安かったり、成功者同士でコミュニケーションが取りやすいからなんでしょうね。江戸川区西葛西は、生活費が安いとは言え、都心のすぐ隣ですから、他の地域と比較すればそこそこ生活費は高いです。日本に来るインド人は、都心の大手企業で働く優秀な人が多いですから、大手町に出やすい西葛西を選んだのだと思います。そうでない外国の人たち(フィリピン人、ブラジル人、ネパール人など)は、足立区、葛飾区、埼玉県、神奈川県、愛知県などに住んでいる人が多いようです。