ゲームせどりは冬だけのブーム?
「ゲームせどりが儲かるみたいです。やってみたいのですがどうですか?」という相談をいただきました。
ゲームせどりとは、Wiiやプレステ3、Xbox360、3DSなどのゲームソフトをブックオフや中古ゲーム店で仕入れて、ヤフオクやAmazonで転売する方法ですね。
確かに、コンサル会員さんの中でも最近うまく行っているという話をよく聞きます。
ただ、今好調なのは「外が寒い」からじゃないかと思っていますw
クリスマスやお正月が終わって、「さぁなにして遊ぼう?外は寒いからなぁ」ということで、外出は控えて部屋で遊ぶ需要が増えているだけかも知れません。
ゲームせどらーも「寒さ」に弱い?
さらに、せどらーは、冬あまり外に出たがりませんw
せどらーだけでなく、誰でも冬は外に出るのが億劫になります。
特に積雪の多い所ではその傾向があるはずです。
つまり、仕入れる側も(冬の間だけ)少なくなっているのではないか?と予想できます。
ゲームを仕入れて転売する人が減って、ゲームを買う人が増えているのは間違い無いと思いますから、ゲームせどりは短期的にはいいと思います。
ゲームはダウンロードして遊ぶ時代に突入
1つだけ気がかりなのは、「ゲームはダウンロードすればすぐに遊べる」という点です。
例えばこの画像、私のプレステ3の画面ですが、写っているゲームは日本では未発売の海外ゲームです。
「Costume Quest(コスチュームクエスト)」というドラクエのようなRPGで、メニューも会話も全て英語です。
日本で未発売の海外ゲームを手に入れるには、これまではネットで注文したり、秋葉原の海外専門ゲームショップまで足を運ぶ必要がありました。
今では、オンラインで誰でも簡単にダウンロードできます。
ゲームはダウンロードですぐ遊べる時代に
ゲームせどりの脅威になる「ゲームのダウンロード化」の波ですが、ダウンロードできるソフトは、店頭の価格より格安です。
ディスクにコピーしてケースに入れて、配送して店頭で販売するという手間が一切必要ありませんから、安くなるのは当然ですね。
「Costume Quest(コスチュームクエスト)」は1,200円でした。
店頭で販売される人気のRPGは通常5,000円前後ですが、1,200円のCostume Questは、ダウンロード版としては少し高いという印象さえあります。
ゲームせどりの脅威 ゲームのダウンロード6つの優位性とは?
「ダウンロードできるゲームなんて、昔の古いゲームばかりで、そんなに数も多くないだろ?」と思うかもしれませんが、あなたがゲームせどりで稼ぎたいと思っているなら、今すぐ現実を確認する必要があります。
びっくりするくらい大量のゲームがズラリと並んでいます。
有名タイトル、大人気ゲーム、過去の懐かしいゲームの数々に驚くと思います。
購入(ダウンロード)する側としても、メリットはたくさんあります。
- すぐに遊べる
- 売り切れがない
- ディスクを入れ替える必要がない
- 入手困難な昔のゲームや日本未発売の海外ゲームも手に入る
- 検索して探せる、並び替えも簡単
- 安い
ライバルが気づいていない2つのノウハウとは?
ここでは、「海外のゲームでさえ、簡単にダウンロードできる」という意味で海外ゲームを紹介しましたが、日本のゲームも同じです。
それでも「ゲームせどり」に挑戦したい場合、どのような点に注意すればいいでしょうか?
ゲームせどりで稼ぐには、ライバルが気がついていない、重要なノウハウが2つあります。
実は、プレステ3やWii、Xbox360、3DSなどのゲームソフトは、仕入れてはいけないゲームソフトなのです。
それでも「ゲームせどり」をやってみたいなら…
ゲームは簡単にダウンロードできる時代です。
それでも「ゲームせどり」で稼ぎたいせどらーはどうすればいいでしょうか?
ライバルに勝つには2つのことが重要になります。
(1)仕入れるゲームを間違わない
(2)販売するところを間違わない
この2つが重要です。
それでは、この2つについて詳しく考えてみます。
(1)仕入れるものを間違わない
ゲームせどりが思い浮かべるのはプレステ3、Wii、3DS、Xbox360のゲームソフトでしょう。
ブックオフなどでこれらを仕入れてヤフオクやAmazonで販売するのが一般的です。
しかしこれは、暖かくなる頃にはブームが下降すると思いますw
ゲームせどりで成功したいなら、プレステ3、Wii、3DS、Xbox360のゲームソフトは仕入れてはいけません。
1世代、2世代前のスーパーファミコンやプレステ2のソフトを仕入れます。
(2)販売するところを間違わない
1世代、2世代前のスーパーファミコンやプレステ2のソフトを仕入れてどこで販売するか、ですが、国内はよくないです。
eBayで販売(eBay輸出)します。
なぜeBay輸出かというと、海外では、いまだにスーパーファミコンやプレステ2のソフトが売れ続けているからです。
海外では高画質のゲームを買ってもムダになります。
ハイビジョン映像を目で見てきれいだと思うのは、32インチ以上のハイビジョン対応テレビが必要だと言われています。
1世代、2世代前のゲームが海外で人気の理由とは?
それ以下のテレビでは、ハイビジョン映像を楽しめません。
ハイビジョン放送や対応テレビが普及していないアジア、アフリカなどの地域では、PS3のような高画質のゲームを買う意味が無いわけです。
それよりも、ソフトの安い1世代、2世代前のゲームで十分楽しめます。
そして日本では、1世代、2世代前のゲームソフトは、どこでも投げ売りされています。
これは日本に住んでいるゲームせどらーの最大のメリットです。
また、eBay輸出で出品する際は、1個2個ではなく10個以上をまとめ売りすると売れやすくなります。
さらに、売れた後に落札者と仲良くなって、直接リクエストをもらえるように工夫することも重要です。
最後に、ゲームせどりのリスクとは?
さて、ここまでゲームせどりの本当の仕入れ方、売り方を説明してきましたが、リスクもあります。
海外に輸出する際、ゲームの言語の壁があります。
スーパーマリオやドンキーコングのようなアクションゲームはいいのですが、シミュレーションやRPGの日本語のセリフは海外の人にとってハードルが高いです。
また、送ったカセットが本体に合わなかったり、リージョンコードの問題もあります。
そういったリスクを分かった上での取引なら、ゲームせどりも面白いと思います。
世界的に見れば、ゲームは「ダウンロードして遊ぶ」のと、「1世代、2世代前のゲームソフトで遊ぶ」の二極化が進んでいるようです。
ゲームせどりをする際は、こういったことを頭に入れておく必要があります。
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[…] ゲームはダウンロードする時代に突入しています。 店頭でパッケージを購入する必要がない時代がすでに始まっています。 (「ゲーム転売 ライバルが知らない稼げる裏技とは?-1」) […]