「ジョージ・ソロスの『中国 人民元売り浴びせ』が間近に迫っている。中国輸入、中国輸出実践者は、警戒しておいた方がいい」。
私がこのように言っても、おそらくあなたの心には何も響かないでしょうw
私は経済の専門家ではありませんし、そもそも「警戒心をあおってなにか別のことを企んでいるに違いない」と思われるだけだと思います^^;
ですから、私ではなく、経済の専門家の人たちがこのジョージ・ソロスの「人民元売り浴びせ」についてどのように発言しているのかを確認してみようと思います。
そもそも「ジョージ・ソロス」とは誰なのか?
まず、「ジョージ・ソロス」がどんな人物なのかが分からないと、途中で話が続かなくなってしまいます。いったい「ジョージ・ソロス」とは何をしている人なのでしょうか?
「ジョージ・ソロス」とは、桁違いの大金持ちで、過去に2回ほど「国家」を窮地に追い込むことで1000億円以上のお金を稼いだことのある人です。
一般的にお金持ちがお金を稼ぐと言えば、株取引をしたり、不動産売買を思い浮かべると思います。規模としては、せいぜい1億円とか、10億円くらいでしょう。
ところがこの「ジョージ・ソロス」は、全く異次元の手法でお金儲けをすることで世界的にも有名な人です。国家を相手にその国の通貨や経済を混乱に陥れ、その間に巨万の富を築いてしまうのです。
「ジョージ・ソロス」が国家を相手に大勝負をしたことは、過去に2回あると言われています。
それが、1992年のイギリスと、1997年のタイ王国です。
「1992年、イギリス政府の為替介入に対抗してイギリスの通貨ポンドへ空売りを行い、15億ドルとも言われる利益を得る。この一件により、「イングランド銀行を潰した男」の異名を得る。」
1997年、アジア通貨危機の間、マレーシア首相マハティールはソロスがマレーシア通貨リンギットを下落させたと名指しで非難した。ソロスはこの非難について、アジア通貨危機の最中もそれに先立つ数ヶ月間にも、バーツやリンギットを売ったことがなく、これらの通貨が下落しはじめたときはリンギットを買っており、この買いは早すぎたと述べている。なお、マハティールとソロスはその後和解している。
ジョージ・ソロスの次のターゲットは「中国 人民元」
簡単に言えば、その国の通貨を大量に売ったり買ったりして大混乱に陥れ、そのすきに大もうけをするという手法です。
そして、その「ジョージ・ソロス」の次のターゲットが「中国 人民元」と言われているのです。
私がいくらそんなことを言っても、あなたは信用できないでしょうから、試しにグーグルで「ジョージ・ソロス 人民元 売り浴びせ」などのキーワードで検索してみてください。今年に入ってから、マスコミなどがこのような情報を発信している件数が急激に増えていることが分かると思います。
「ジョージ・ソロス 人民元 売り浴びせ」で検索すれば、今年に入って同様のニュースが多数発信されていることが分かる
勝ちパターンに入ったジョージ・ソロス「人民元売り崩し」の勝算は? http://kokuzei.seeingjp.com/tax/?p=31100
さらについ最近のことですが、大前研一氏も「人民元を売り浴びせるなら、今が絶好のタイミングだ」と警鐘を鳴らしています。
大前研一氏も「人民元を売り浴びせるなら、今が絶好のタイミングだ」と警鐘を鳴らす
なぜ日本で「中国輸入」、「中国輸出」のノウハウを公開する人が増えているのか?
以前から何度かご紹介していますが、いま中国は、国家そのものが崩壊寸前まで追い込まれています。最近日本で「中国輸入」、「中国輸出」のノウハウを公開する人が増えているのは、そういった危機的な状況を肌で感じた人たちが、急場をしのぐためにあなたを巻き添えにしようとしていると考えた方がいいでしょう。
ただ私自身は、「今こそ中国に進出すべきだ」とも思っています。中国は、中国経済が崩壊したあとに大チャンスが訪れると思っているからです。ですから、崩壊することを前提に今から進出しておけば、混乱のあとで大きなチャンスをつかめるかも知れません。
問題は、「中国輸入」、「中国輸出」のノウハウを公開する人たちが、近い将来中国が崩壊する可能性を全く説明していないことです。
どちらにしても、中国は今とても危険な状況にあると言わざるを得ないでしょう。それを知らずに中国輸入したり、中国輸出するのは無謀すぎます。せめて、中国が国家崩壊の寸前に追い込まれていることや、ジョージソロスが中国 人民元を大混乱に陥れる準備を着々と進めていることを知った上で、中国輸入、中国輸出するべきです。
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