■ Amazon輸出 オリジナル商品販売戦略 月収100万円の壁を突破する方法とは?
Amazon輸出では、オリジナル商品を販売するのが一つの戦略となっています。主に中国の工場であなたのオリジナル商品を製造し、そこに簡単なトレードマークをつけます。そしてそれをAmazon米国のFBA倉庫に送るなどして販売する手法です。これは「Amazon輸出のオリジナル販売戦略」などと呼ばれます。
この「Amazon輸出のオリジナル販売戦略」はAmazon輸出だけでなく、Amazon日本で販売する「Amazon輸入」や「ヤフオク」などにも応用できます。さらに企業向けの商品を作って、それをFAXDMなどでマーケティングして法人に販売する方法もありますね。
さて、Amazon輸出の場合です。
中国の工場で製造したあなたのオリジナル商品をAmazon米国で出品する場合、商品UPCコードをつける必要があります。この商品UPCコードはネット上などで販売されているので、そこから購入するのが一般的です。そして購入したコード番号をAmazon米国に出品する際に入力するわけです。
ところがこの「商品UPCコード」が、最近いろいろな問題を引き起こしていることをご存じですか?
要するにネット上などで格安で購入できる「商品UPCコード」は正規のものではないので、それが大量に出回っていることで大混乱している、というものです。そして商品UCPコードの管理をしている団体やAmazonが、この問題解決に乗り出していると言うことです。
もしあなたが、ネットで販売されている格安の商品UPCコードを購入してそれを利用しているなら、それは将来的に使えなくなる可能性があります。
ではこの商品UPCコード問題をどうすればいいかですが、現在の私の対応策は「放っておく」です。そもそも私(そしておそらくあなたも)が購入した商品UPCコードは、現在もネット上で「正規品」として販売されているものです。それを信じて購入したのですから、どちらかと言えば私たちは被害者でしょう。
Amazonは商品UPCコードの取り締まりを強化しているとはいえ、私や私の周りのAmazon輸出実践者には、今のところ何の連絡や警告もありません。
■ GS1 USの副社長のインタビュー記事。格安で購入できる商品UPCコードがさまざまな問題を引き起こしていることに警鐘を鳴らし、正しい商品UPCコードの普及を訴えている。
将来的に、もしかしたらAmazonのシステムがこの問題を私たちの知らない間に解決してくれるかも知れませんし、正規でない商品UPCコードが正規品として扱われる可能性もあります。
ですからこれは個人的な意見ですが、現状の商品UPCコードをそのまま使い、Amazonから警告が来たり何か問題が起こったら、その時に急いで対応する、ということでいいと思いますw
そもそも、中国の工場でオリジナル商品を作り、それに商品UPCコードをつけてAmazon米国等で販売している人は、とても少数派です。出品商品数もそれほど多い訳ではないでしょう。せいぜい100種類程度だと思います。100種類程度の商品UPCコードを変更するのに必要な時間と言えば、丸1日程度です。クラウドワーカー(臨時スタッフマッチングサイト)を見つけてお願いすれば、1万円でやってくれる程度の作業量です。
将来どうなるか分からないことに今からあわてて対応するより、問題が表面化したときに急いで対応し、1万円で解決してしまった方がいいと思うわけです。
ですから私はこの「商品UPCコード」の問題については、しばらく静観しています。
なお、「商品UPCコード」の問題とは直接関係ありませんが、途中で紹介した「中国の工場で法人向けのオリジナル商品を作り、FAXDMなどでマーケティングして企業相手に売る」というのは狙い目ですので、興味がある方は試してみるといいと思います。
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