海外向けスマホ専用ネットショップ制作は意味なし

先日「Amazon輸出をさらに発展させるため、スマホ専用の海外向けネットショップを作ろうと思います。どうですか?」という質問をいただきました。

確かに、スマホが普及してそこから買い物をする人が増えていますから、スマホ専用の海外向けネットショップを作ったら、売れそうな感じがしますよね。

しかし、これは意味がないです。

なぜ意味がないのか?

まず以下の2つについて考えてみます。

  1. なぜ海外向けサイトにスマホなのか?
  2. なぜスマホ専用ネットショップなのか?

1.なぜ海外向けサイトにスマホなのか?

1つ目は、なぜ海外向けサイトにスマホなのか?です。

ネットショップ用のサイトを作る際、スマホに対応したデザインを作るのは今では基本となっています。

ただし、これは日本国内での話です。

スマホは、現状ではパソコンよりもネット回線速度が遅いです。

同じページを開くのに、パソコン回線よりもスマホ回線のほうが時間がかかるのが一般的です。

しかも今回は海外向けのネットショップです。

日本のレンタルサーバーを借りてサイト作っても、海外からの訪問者はページを開くのに時間がかかります。

しかも低回線のスマホからですから、ページ全体を表示するのにかなり時間がかかることになります。

海外からアクセスしても遅くならない新しい技術(CDNなど)も普及し始めていますので、それを利用するという事ならまだ分かるのですが、相談者の話では、どうもそうではないようでした。

2.なぜスマホ専用ネットショップなのか?

次に、なぜスマホ専用ネットショップなのか、という点です。

単刀直入に言ってしまえば、スマホ専用のネットショップを作っても、何の意味もありません。

なぜなら、ネットショップを無料で作れるシステムを利用すれば、パソコン用とスマホ用の両方が同時に無料(あるいは月1,000円程度)で作れてしまうからです。

プロが作ったデザインを利用できますから、見映えもきれいです。

しかし、スマホ専用に作ったネットショップは、パソコン用にはなりません。

冒頭で紹介した相談者は、「スマホ専用海外向けネットショップを5万円で作ってくれるところがあるので利用したい」と言っていました。

海外向けのパソコン用とスマホ用のネットショップを誰でも同時に無料で作ることができるのに、なぜわざわざスマホにしか対応していないものを5万円で作らなければならないのか?

もし依頼するなら、このことをよく考えてからにしたほうがよいでしょう。

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