「海外発送」の正しいノウハウはなぜ入手できないのか?

いま日本では、「海外発送」の正しい情報を入手することがとても困難な状況になっています。

その1つ目の原因はアフィリエイト広告(=ステマ)にありますが、もう1つ重要な原因があります。

それはつまり「日本にはまだ、信頼できる海外発送サービスが1つもない」という事実です。

ここ1,2年で、日本から海外発送代行サービスが続々と立ち上がっています。
ボクの知り合いにも発送代行サービスを始めたいという人が数名いますから、今後も増えていくでしょう。

各社のホームページを見てみれば「料金の安さ」「Amazon輸出、eBay輸出で活用できる各種サービス」「海外AmazonFBA倉庫への直送サービス」など、とても興味深く利用価値のありそうなサポートメニューが並んでいます。

中には「本家Amazonより安いFBAラベル貼りサービス」「現地での返品対応」「現地買い付け代行サービス」「Amazon欧州に対応」「現地での法人設立・税務アドバイス」など、より細かいサービスを展開している発送代行会社もあります。

実はボク自身も、約1年前にパートナーと始めた発送代行会社がありました。
もともと1年契約だったので、つい最近譲渡して経営者から外れたのですが、この時に得た様々な裏ワザ的なノウハウが、実際の海外発送で役立っています。

海外発送サービスを自分で経営して得た最大の情報は、「日本にはまだ、信頼できる海外発送会社が1つもない」ということです。

ブログのアフィリエイト広告や実際のサイトに書かれている文言を見てみると、各発送代行会社は、とっても素晴らしいサービスを提供していように見えます。

しかし、実態は全く正反対のことも少なくありません(笑)

もちろん、各社は誠心誠意良いサービスを提供しようと日々努力しています(一部、そうでない会社もありますし、実績を捏造しているところもあります)。

なぜ日本に「信頼できる海外発送サービスが1つもないのか」といえば、その作業内容が複雑すぎるのと同時に刻々と変化するからです。

各海外発送会社の限られた時間とスタッフで、カオスとも言える複雑で常に変化するこれらの作業に100%対応することは事実上不可能だということが、自分で運営してみてわかりました。

利用者としては、「海外の個人宅に輸出する場合はこのサービス会社。海外AmazonFBAに直送したい場合はこっち」と使い分ける必要があります。

複数の会社を掛け持ちすると、月会費や手数料などが割高になります。
Amazon輸出などの個人輸出実践者としては「1社に絞って全ての発送作業をそこに集約させたい」という気持ちが強くなりがちですし、そのような相談も増えています。

しかし現実的にそれは不可能だということを知っておく必要があります。

海外発送各社も、他社との差別化を図るためにサービスを充実させる方向に盲進しがちです。しかしこれが自らの首を絞めることになっています。

今後、大きな資本を持ったグループが、この個人輸出発送代行サービスに参入してくるという情報もあります。
そうなってくると状況は一変するかもしれませんが、まだ不透明です。

要するに、日本での海外発送ビジネスは「黎明期」のまっただ中で、混沌としている状況なのです。
Amazon輸出がそうだったように、黎明期を抜け出して成長軌道に乗るのは、これから2,3年後になると予想しています。

もしあなたが「海外発送代行サービス」を始めたいのであれば、様々なサービスを展開するのではなく、「海外AmazonFBA倉庫直送なら誰にも負けない」というように、何か1つのサービスに特化したほうがいいでしょう。

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