メルカリ ツールは全滅か?

メルカリ ツールは全滅か?

メルカリ(フリマアプリ)は、主に自宅にある不要品を出品したり、販売するスマホアプリです。

メルカリは、2013年7月に公開され、瞬く間に日本を代表するフリマアプリになりました。海外でも「日本唯一のユニコーン(世界規模の新鋭企業)」として取り上げられるほどの成功を収めています。

メルカリ関連の1年分ニュースのまとめ

この約1年間で起こった、メルカリに関するニュースをまとめてみましょう。

  • 2013/07 メルカリアプリ販売開始
  • 2015/11「メルカリ」が圧倒的1位、9割のフリマアプリユーザーが利用
  • 2016/01 メルカリをPCで使う方法!
  • 2016/04 atte、メルカリがつくった近所の人と取引するコミュニティーアプリ
  • 2016/06 メルカリ自動出品ツールでアカウント停止?垢ban対策の設定方法
  • 2016/09 フリマアプリ・メルカリが米国市場で躍進、追加資金の調達も検討
  • 2016/09 楽天がFablicを買収、ラクマ×フリルでメルカリ追走
  • 2016/10 Facebook「マーケットプレイス」は日本進出すればメルカリのライバルになる?
  • 2016/11 フリマアプリ「メルカリ」突然の規約変更で非難 ゲームのアカウント売買をひっそり解禁
  • 2016/12 メルカリ、初の黒字化 売上高は100億円を突破
  • 2016/12 メルカリ、日米5500万ダウンロードを突破。ファウンダー・CEO山田氏、今後も北米を重点に攻める
  • 2016/12 楽天、先行メルカリを追撃 「フリマ」アプリの競争激化 3位フリルを買収
  • 2017/01 メルカリの死角を突け! フリル、楽天、ヤフーが目指す包囲網2017/01 クリスマスプレゼントがさっそく「メルカリ」に出品中!? 知りたくなかった女性のリアルなホンネ
  • 2017/01 香山紗英さんが、ファンからもらったプレゼントをフリマアプリ「メルカリ」に出品

ニュースにはなりにくいですが、2015年半ば頃から、メルカリに大量出品するツールが提供され始め、それに伴ったトラブル(一般の出品者の商品が売れない、ツールによる大量出品によるメルカリアカウント停止など)もありました。

つまりメルカリは…

日本を代表するフリマアプリ → アメリカでの公開 → (日本で)ツールによる大量出品問題 → 楽天、Facebookなどが包囲網

という流れでここまで来ているわけです。

メルカリツールはなぜ全滅したのか?

私は、2016年6月頃にメルカリのブームは終わったと判断し、それ以降、メルカリにはあまり関心を持たなくなりました。
はっきり言ってしまえば、メルカリは、子どもだましのフリマアプリです。特にFacebookが始めた「Facebook マーケットプレイス」と比較すれば、それは誰の目にも明らかでしょう。

[blogcard url=”https://az-globe.com/amazon-export/18386/”]

最近は、ほとんどのメルカリ専用ツールが、メルカリの規制によって利用できなくなってきています。

そもそもメルカリツールは、アカウントを大量に取得する、大量出品を繰り返す、短期間の出品を繰り返す、大量に無在庫出品するなど、本来の「フリマアプリ」としてのメルカリの使い方とはかけ離れた機能を持っていて、一般的なメルカリ利用者からは忌み嫌われていた側面もありました^^;

このような「迷惑なツール」を今後もメルカリが黙認するのか、あるいは規制するのか注目されていたわけですが、「ツール規制」に舵を切ったことが顕著になったのが、2016年10月頃のことです。

ヤフオクやAmazonから仕入れたものをメルカリで出品したり、中国輸入で仕入れた商品をメルカリに出品するなど、ビジネスとしての可能性はまだまだ残されています。

ですが2016年の後半ごろから、メルカリのビジネスとしての魅力は急速に減速していったと言えるでしょう。

メルカリはよほどの革新的な技術開発がない限り、今後は衰退していくしかありません。

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