eBayがAmazonを巻き返すための具体的な計画とは?

eBayがAmazonを巻き返すための具体的な計画とは?■ eBayがAmazonを巻き返すための具体的な計画とは?

How EBay’s CEO Plans to Take On Amazon.

About a year after taking the reins, he’s making steady progress and so far has proven Carl Icahn wrong.

eBayのCEOがAmazonを巻き返すための具体的な計画。

eBayの経営を任された新CEOは、eBayを着実に成長させている。

(参照: How EBay’s CEO Plans to Take On Amazon.

AmazonとeBayは、日本では並び称させるネットビジネスのプラットフォームです。しかしながらeBayは、IT企業としてはひとり取り残されており、中国アリババ、Google、ウォルマートなどの世界的企業が買収のチャンスを虎視眈々と狙っていると言われています。

Amazonは、世界的な物流企業として、今やFedExやDHLを脅かす存在となっています。クラウドサーバ(AWS)事業は、マイクロソフトやGoogleなどの強力なライバルを退けて躍進を続けています。インドでは宇宙事業とロケット開発を推進し、イーロン・マスクと激しく対抗しています。

ところがeBayには、そういった話題が全くありません。最近のeBayの話題と言えば、バーチャルリアリティでサイトを利用できるようになるとか、夫婦げんかをした夫が妻をeBayに出品し、約700万円の値段が付いたとか、そんなものばかりですw

さてそんなeBayですが、どのようにしたらAmazonを巻き返すことができるでしょうか。

この記事では、Amazonにはない部分を強化するとか、そんなことを提言しています。しかしこれは、甘っちょろいなという感じです。既にAmazonは、インドでeBayに対抗する「個人間取引サービス」を試験的に始めています。そもそもeBayのライバルはAmazonだけではなく、Etsyもありますし、Jet.comを買収したウォルマートもあります。最近ではFacebookでもeBayのように物販ができる機能(Facebook Sale Groups)を提供しています。

一部では、このFacebook Sale GroupsがeBayを破滅に追い込むという意見もあるくらいです。Facebook Sale Groupsの方が、多くの面でeBayより優れているからです。

Googleは、物販に関しては出遅れていますが、莫大な資金があれば、成功しているeコマースをいつでも自分たちの傘下に引き込むことができます。

記事にあるように、eBayは新しいCEOになってから業績は好調のようですが、今後のeBayは、2つの道しか残されていないでしょう。

1つは、今まで通りのオークションサイトとしてやっていき、最終的には既に同じことができるAmazonの個人間取引サービスやFacebook Sale Groupsの陰に隠れて存在感をなくしていく道です。AmazonやFacebookが野心的に新しいサービスや機能を開発していることを考えると、eBayがその陰に隠れた存在になるのは時間の問題です。

もう1つは、他の企業に買収されて、新しく生まれ変わる道です。個人的には、eBayを買収するのは中国アリババが最有力と考えています。中国アリババは、現在もAmazonに対抗できる唯一の存在です。中国アリババとeBayがくっつけば、もしかしたらAmazonを超える存在になるかも知れません。

(ちなみに私は、Amazon輸出を専門にしているから、eBayの悪口を言っているわけではありませんw。私はあくまでも、「あなたにとって最も稼ぎやすいビジネス」、「将来性のあるビジネス」を紹介しているだけです。もし「せどり」があなたにとって最も稼ぎやすいなら、「せどり」のノウハウをあなたに提供します。eBay輸出があなたにとって最も稼ぎやすいなら、eBay輸出のノウハウをあなたに提供します。もし中国アリババがeBayを買収してAmazon輸出より稼ぎやすくなれば、中国アリババ+eBayのノウハウをあなたに提供するでしょう。Amazon輸出を専門にしているからeBayをおとしめているわけではなく、あなたにとって最も稼ぎやすく将来性のあるビジネスがAmazon輸出だと考えているから、今はAmazon輸出のノウハウを提供しているだけです。Amazon輸出以外で最も注目すべき0円起業(=スタートアップ起業)の最新ノウハウを発信しているのも、そのためです。)

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