海外発送サービスの主な違法行為とは?

海外発送サービスの主な違法行為とは?

Amazon輸出を本格的なビジネスとしてするなら、海外発送サービスを利用した方が有利になります。
送料が安くなる、梱包材が無料になる、早く届く、危険な商品の発送を未然に防げるなど、自分でするよりも安く早く安全に海外発送することができるからです。

アマゾン輸出 海外発送代行会社の違法行為から身を守る3つの方法 あなたの商品があなたの知らないうちに違法な手法で発送されている!

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ところが、利用すればするほどあなたを苦しめることになる海外発送サービスもあります(笑)

Amazon輸出で注意しなければならないのが、その海外発送サービスによる違法行為です。しかもそれは、あなたの知らないところで行われています。この「海外発送サービスによる違法行為」は、「規約違反のAmazon輸出ツール(Amazon輸出ツールがAmazonから裁判を起こされる日)」と並んで「Amazon輸出の2大リスク」と私は考えています。

そもそも海外発送する際の違法行為にはどのようなものがあるのか、箇条書きにしてみましょう。

  1. 海外に輸出できない商品を発送する【密輸】
  2. 贈り物ではないのに「贈り物(Gift)」として発送する【脱税】
  3. 段ボールに入っている商品の価格を安く申告する(アンダーバリュー)【脱税】
  4. 段ボールに入っている商品の個数を少なく申告する【脱税】【密輸】

この中で、「海外に輸出できない商品を発送する」については、個人で海外発送するより海外発送サービスを利用した方がリスクを軽減できます(「海外発送サービスはなぜ「料金の安さ」で選んではいけないのか?」)。また、贈り物ではないのに「贈り物(Gift)」として発送するという手法も、いまではほとんどの人が知っている「脱税」行為ですから、わざわざリスクを冒してまでやろうという人は少ないはずです。

問題は、最後の2つです。「段ボールに入っている商品の価格を安く申告する(アンダーバリュー)【脱税】」や「段ボールに入っている商品の個数を少なく申告する【脱税】【密輸】」は、発送者であるあなたがそんなことをするつもりがないのに、海外発送サービスが勝手にやってしまうケースがあるからです。

海外発送をする際には、その段ボールの中に「インボイス」という書類を同封します。このインボイスには、その段ボールの中に何が入っているのか、何個入っているのか、合計でいくらのものが入っているのかなどを記載する重要な書類です。

関税の職員などは、そのインボイスを参考にしてどのような商品が中に入っているのかをチェックし、関税をいくらにするのかなどを決めています。

ですから、その段ボールに入っているものをインボイスに正しく書き込む必要があるのですが、海外発送サービスによってはあえて違う商品を記載したり、個数を少なくしたり、合計金額を少なく記載することがあります。しかもそれは、あなたに知らされないまま行われているのです。

なぜ海外発送サービスがこのようなことをあなたに知らせずに勝手にするのかと言えば、そうした方が送料が安く、関税がかかりにくく、そして早く届くからです。送料が安く、関税がかかりにくく、早く届けば、海外発送サービスとしてはビジネスを有利に進めることができます。「私たちのサービスを利用すれば、ライバルより安く、早く届きます」と宣伝することができるからです。

そしてそれをホームページなどに記載すれば、料金の安さだけで海外発送サービスの善し悪しを判断する人たちに入会してもらいやすくなる、というわけです。

あなたが信頼している海外発送サービス会社が、あなたの商品のインボイスを書き換えて、脱税や密輸しているわけです(笑)これがどれほど危険なことなのか、おわかりいただけるでしょう。

あなたがこれを防ぐ方法は、「インボイスを見せてもらう」しかありません。

海外発送サービスの違法行為は、インボイスの書き換えによって行われます。ですから、あなたが発送依頼した商品の種類や個数、合計価格などをメモしておいて、あとで海外発送サービスからインボイスのコピーを取り寄せて照合するのが一番簡単で確実な方法です。

ちなみに、海外発送サービスの中には、利用規約に「インボイスは見せない」などと書かれている場合もあります。そのような海外発送サービスは最初から利用しない方がいいのですが、もしインボイスを見せてくれない場合は、弁護士さんなどにお願いして交渉してもらうことをおすすめします。そしてその詳しい経緯をブログや電子書籍などで公表するといいでしょう(^^)