アマゾン輸出の2015年はこうなる!

アマゾン輸出の2015年はこうなる!■ アマゾン輸出の2015年はこうなる!

明けましておめでとうございます。アマゾン輸出の山村です。

今年はじめてのメール講座は、2015年のアマゾン輸出がどのようになるのか予想してみたいと思います。

全体の動向を知ることは、あなたのアマゾン輸出ビジネスにとってとても重要です。

まず、アマゾン輸出というビジネスを8つに分類してみます。

(1)プラットフォーム(日本、米国、欧州、アジアの現状)
(2)リサーチ(儲かる商品を見つける)
(3)仕入れ(儲かる商品の仕入が勝負を分ける)
(4)出品(自動で大量に出品する)
(5)価格改定(ライバルの動向を見ながら価格戦略)
(6)在庫管理(無在庫出品でもっとも重要なスキル)
(7)海外発送(いかに安く早く発送するか)
(8)顧客対応(丁寧なサポートが売り上げにつながる)

それぞれについて、今年どうなるか予想していきましょう。

(1)プラットフォーム(日本、米国、欧州、アジアの現状)
2015年中に、アマゾン韓国が誕生します。
アマゾン欧州を攻略するノウハウが広く普及します(書籍の出版やセミナーの開催)。
インドでは、大手ネットショップとアマゾンの提携が進みます。
いま私が住んでいる東南アジアでは、アマゾン以外のネットショップの躍進が続き、アマゾンは取り残されることになります。

(2)リサーチ(儲かる商品を見つける)
現状ではリサーチ用ツールを利用するのが一般的ですし、今後もこの手法が続きます。
ツールの低価格化、高機能化が進んでいるため、ここでは差がつきにくくなってきています。
したがって、ネット上ではなく自ら足を運んで店舗での仕入れや、海外まで行って仕入れをする人が増えます。
価格差のある数十万件にも及ぶASINコードや、儲かるFBA商品をリスト化して低価格で販売する人はすでにいますが、更にたくさんの販売業者が現れます。

(3)仕入れ(儲かる商品の仕入が勝負を分ける)
リサーチツールで見つけた商品では差がつきにくくなっています。
実店舗との提携、中国工場でのOEM制作、オリジナル商品を作ってJAN、UPCコードを付けて販売する人が増えます。
また、これらを助けるサポートサービスはすでにありますが、今年は更に注目が集まります。

(4)出品(自動で大量に出品する)
一括で大量に出品するには、CSVやツールを利用するのが一般的です。この部分に変化はありあせん。
出品すると危険な商品をリスト化し、「アマゾン輸出のブラック商品リスト」として販売する人が現れます。

(5)価格改定(ライバルの動向を見ながら価格戦略)
商品を大量に出品している場合、価格改定は自動ツールで行います。
この部分は開発の余地がなく、大きな変化はありません。

(6)在庫管理(無在庫出品でもっとも重要なスキル)
無在庫で大量に出品し売れたあとに在庫がなく発送できない、というのがアマゾン輸出でよくあるトラブルの1つです。
在庫を自動調整するツールもありますが、完璧ではありません。
この部分はどうしても人手による作業が必要になり、したがって「アマゾン輸出代行サービス」が注目を集めるようになります。

(7)海外発送(いかに安く早く発送するか)
時間短縮、安い送料、無料の梱包材、海外FBA倉庫への直送、信頼できるインポーターなど、海外発送代行会社を利用するメリットが増大します。
海外発送代行会社が乱立し、各社で価格競争が激化します。
そのためサービスの質が低下し、トラブルが多発します。

(8)顧客対応(丁寧なサポートが売り上げにつながる)
ツール等では自動化できない部分です。
大きな変化はありませんが、めんどうな顧客対応を代行する「アマゾン輸出代行サービス」が注目を集めるようになります。

いかがだったでしょうか?
個人的に一番気になるのは「アマゾン韓国の誕生」です。

これを読んで、あなたにもさまざまなヒントやアイディアが浮んだと思います。