サーバが頼り優れている点が多いと言われているP2P形式。最近話題の仮想通貨「ブロックチェーン」にも採用されている。

サーバ型より優れている点が多いと言われているP2P形式。最近話題の仮想通貨「ブロックチェーン」にも採用されている。■ サーバ型より優れている点が多いと言われているP2P形式。最近話題の仮想通貨「ブロックチェーン」にも採用されている。

インターネットで情報をやりとりする方法には、大きく分けて2つあります。

1つは、サーバに情報をためておいて、それを参照したい人がパソコンやスマホなどからアクセスして情報を入手する方法です。サーバに情報をためておく方法は、ヤフーやGoogle、Amazonなどが採用している、ごく一般的な技術です。

そしてもう一つが、パソコン同士で直接情報をやりとりする方法です。これは「」と呼ばれる技術です。P2Pは、ピアツーピア、Peer to Peer などと表現されることもあります。

最近話題の仮想通貨の「ブロックチェーン」も、この「P2P」という技術によって成り立っています。

Winnyの社会事件化はGoogleの陰謀だった!?

「P2P」と聞いてIT技術に詳しい人なら、おそらく真っ先に「(ウィニー)」を思い浮かべると思います。

Winnyの社会事件化はGoogleの陰謀だったという噂が絶えない■ Winnyの社会事件化はGoogleの陰謀だったという噂が絶えない

Winnyは「ファイル共有ソフト」と呼ばれ、パソコン同士でファイルを送受信できるツールです。パソコン同士でファイルを送受信できるので、監視の目が届きにくく、違法にコピーされた画像ファイルや音楽ファイル、映画ファイルなどがWinnyを利用して大量に流通しました。また、Winnyをインストールしたパソコンから企業の顧客情報などが漏洩するという事件も頻発しました。

最終的に、Winnyを利用している人が逮捕されたり、開発者が逮捕され、その後突然帰らぬ人となってしまうなどして、急速にWinnyブームは縮小していきました。

金子勇氏とWinnyとともに日本が失ったもの■ 金子勇氏とWinnyとともに日本が失ったもの http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2013/07/winny-1.php

P2Pの先駆的なツールであったWinnyが、たびたび事件としてニュースや新聞で取り上げられて社会問題化したり、最終的に利用者や開発者が逮捕されたりしたことについて、当時から疑惑の声が上がっていました。つまり、「従来の”サーバに情報を保管するサービス”を提供しているGoogleなどの大企業が、P2Pという新しいネット技術の発展を妨害した」というものです。

実際、この「Winny事件」後の日本で、P2Pの話題は激減しました。P2Pの技術を積極的に取り入れてツールを開発しようという人もほとんどいなくなったように思います。

従来の”サーバに情報を保管するサービス”の覇権を維持したい人たちが、あらゆる手段を使って「P2P」という技術が普及するのを妨害した、ということです。見方を変えれば、この「P2P」の技術は、従来のサーバに情報をため込む型のビジネスモデルを破壊する潜在的なパワーがあるといえます。

ヤフーやGoogle、Amazonなどが採用している「サーバに情報をためておく方法」には、いくかの大きな欠点があります。例えばGoogleであれば、そのサービスを維持するために独自に「100万台以上」のサーバを保有していると言われています(Amazonのサーバは50万台以上と言われています)。そのサーバを保守する人材や電気代など、サーバ維持費だけでも膨大な費用がかかっているわけです。

ところがP2Pであれば中央サーバは不要となります。新しくサーバを購入したり、維持・管理するスタッフも必要ありません。電気代も不要です。それぞれのパソコンがサーバの役割をするので、中央サーバがなくても何も問題ないわけです。

ここであなたは、「なぜGoogleなどの企業は、従来のサーバに情報をためる方法から、P2Pに変更しないのだろう?」と疑問に思うでしょう。確かにGoogleなどの「情報をサーバにためておくタイプのビジネス」を展開している企業が「P2P」に移行すれば、サーバの維持費はほとんどゼロになり、より安く快適なサービスを提供することができるようになります。

ではなぜGoogleなどの世界的企業がP2P方式に変更できないかというと、「P2Pによる通信技術は、すでに他の人が特許を取っている」と言われているからです。そしてその特許所有者が実は日本人で、多数の著書やテレビなどにも出演している「」さんだと言われています。

この「苫米地英人」さんがP2Pによる新しいインターネット技術の特許を持っているため、Yahoo!、Google、アマゾンなどの世界的怪物企業でさえ、P2P形式に移行できないと言われているわけです。実際に苫米地英人さんによると、「本当の意味でGoogleより時価総額の高い企業は私の会社しかない」と言っていますw

どちらにしても、Googleなどの世界的企業が、あらゆる手段を駆使して「P2P形式」の普及を妨害していた(という噂)ということや、最近話題の仮想通貨の「ブロックチェーン」もこの「P2P」という技術によって成り立っていることなどを考えても、「P2P」という技術が従来のサーバに情報をため込む方法より優れていることがおわかりいただけると思います。

Amazon輸出ツールとP2P形式

さて本題のAmazon輸出ツールとP2P形式についてです。

これまでにも何度かご説明していますが、Amazon輸出ツールには、大きく分けて2つの種類があります。
つまり、「ブラウザ上で動作するAmazon輸出ツール」と、「パソコンにインストールするAmazon輸出ツール」です。

もうご説明するまでもないと思いますが、「ブラウザ上で動作するAmazon輸出ツール」は、Googleなどと同じ「サーバに情報をため込む方式」です。そして「パソコンにインストールするAmazon輸出ツール」は「P2P方式」ということになるわけです。

  • ブラウザ上で動作するAmazon輸出ツール = サーバに情報をため込む方式
  • パソコンにインストールするAmazon輸出ツール = P2P方式

「パソコンにインストールするAmazon輸出ツール」は、実際には完全な「P2P方式」というわけではありません。「P2Pにとても近い方式」といった方が正確です。とはいえ、サーバにため込む方式よりも、あらゆる面で優れていることが、ここまでの説明でご理解いただけると思います。

バイキング・シリーズにはたくさんのツールがありますが、メインとなるツールは(技術的に不可能な場合を除いて)できるだけパソコンにインストールする形式で作っています。その理由は、その方が最新技術である「P2Pにとても近い方式」だからです。つまりバイキング・シリーズは、P2Pの技術をできるだけ取り入れるためにパソコン版で作っている、ということなのです。

Amazon輸出 最新ツール『バイキング』■ Amazon輸出 最新ツール『バイキング』

このように言うと、「おまえにそんな知識があるはずない」とか、「作りやすいパソコン版ツールを作ったら、あとでそれがP2P形式と気がついただけだろう」と思うかも知れませんw
しかし私は実際に、バイキング・シリーズを開発する際に「Amazon輸出ツールはパソコンにインストールする形式にした方が、P2Pの利点を取り入れることができる。従来のサーバにため込む型より有利になるだろう」と判断して、開発をスタートしました(^^) 決して偶然ではありませんw。

Amazon輸出ツールは、パソコンにインストールする方式の方が、早く開発でき、たくさんの機能を短期間で作り出すことができます。サーバも不要ですから、当然サーバを保守管理したり、そのためのスタッフを雇う必要もありません。新しい機能を追加することも簡単ですし、新しいサイト(例えばAmazonインドネシア、Amazon韓国など)を追加することも簡単にできてしまいます。

パソコンにインストールするAmazon輸出ツールは、利用者としても都合がいいことばかりです。例えばサーバに情報をため込むタイプのツールは、利用者の貴重な個人情報、販売している商品、、在庫数などの情報の全てが、サーバ上に保管されます。ですからサーバを管理している人からは、あなたの貴重なノウハウの全てが丸見えになっています。しかしパソコンにインストールするツールの場合は、あなたの情報は全てパソコンに保存されますので、ツール提供者からのぞき見られることはありません(ツールに個人情報を盗むための仕組みを忍ばせておくこともできますが、勝手にそれをやったら重罪になります)。

さらにサーバに情報をため込むタイプのツールは、サーバが停止してしまうと利用者全員がそのツールを利用できなくなります。サイトが重くなれば新しくサーバを購入する必要があります。さらに専門の技術者が24時間365日保守管理をしなければなりません。利用者の大切な個人情報を預かるわけですから、サーバ管理をアルバイトに任せるわけにはいかないでしょう。

結果的にその余分なサーバ維持管理費用は、ツールを利用している人が負担していることになっているわけです。

ところが「パソコンにインストールするAmazon輸出ツール = P2P方式」であれは、こういった欠点は全て解消されます。ですから結果的に多機能なツールを長く安心して利用していただくことができるわけです。これが、私がバイキング・シリーズをできるだけパソコンにインストールする形式で作っている理由です。

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